【観聴(みるきく)】17歳 光と影の季節
こんにちは。おおかみの人です。
今回のトップ画像は…今日買った絵本。
今回【みるきく】で取り上げる作品は…
【17歳 光と影の季節】
です。
ネコのイラストをライフワークとして描いていらっしゃる、おかべてつろうさんの絵本です。
今日たまたま用事があって香林坊大和に行ったら、猫の絵が描かれた素敵なポスターを見つけました。見てみると、おかべてつろうさんの個展が開かれているとのこと。
素敵な猫のイラストが招き猫になって、わたしは引き寄せられるままに6階に向かいました。
小さなスペースに、色々な作品…原画や版画、シャドーボックスなど、様々に展開されていました。
どの猫も素直な目をしていて、見ていると思わず引き込まれそうになるくらいでした。
今回の個展では2冊の絵本が販売されていましたが、そのうちの1冊が、今日買ってきた【17歳 光と影の季節】です。
これから17歳になる人にも、かつて17歳だったあなたにも…向けられた絵本です。
17歳という、あのくらいの年齢なら誰しも経験するであろう悩みや、不安や、葛藤…抜け出したくても、進むべき道もわからなくて。
でも、つらいことから解放されたら、また歩き出せばいい。そしてその中で大切なものをゆっくり育てていく、増やしていく。大切なものが、自分の道を照らしてくれると信じて…。
全編猫が登場する、そんなストーリーの絵本でした。
この絵本の中で言われていることが、今の自分の状況にとてもよく当てはまっているような気がして…わたしはもう17歳を通り越して何年も経つけれど、自分のことを肯定されているような、そんな気持ちになりました。
自暴自棄になって、いろんなこと諦めたり、投げ出したりしなくてよかった。
大切なことや大切な人を見つけて、ここまで進んでくることができた。
ほんとうに色々あったけど、ここまでできた自分のことを肯定されているような…17歳に限らず、いくつになってもきっとそんな経験はするだろうから、皆さんにも1度読んでみてほしい作品です。
おかべてつろうさんの大和での個展は今日までだったと言うことで、滑り込みで素敵な作品をたくさん観ることができて幸せでした。
今日は外出してちょっと疲れてしまったけど、素敵な作品にも出会えたし、いい1日になったな〜、と思ったところで、今回はおしまいです。
ここまで読んで頂きありがとうございます。
次回は、おそらく【桜録(さくログ)】を投稿すると思います。
次回もお楽しみに。それでは。
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