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プラスDX認定(+DX認定)がデジタルスキル標準に対応、生成AIも追加しビジネススキルの新基準へ|DXトランスフォーメーション人材の新たな能力指標:IoT検定制度委員会+DX認定プロジェクト|#DX企画書のネタ帳

こんにちは、近森満です。今日もDXしてますか?
さて今回は以下の内容でお届けします。

タイトル:プラスDX認定がデジタルスキル標準に対応、生成AIも追加しビジネススキルの新基準へ
サブタイトル:DXトランスフォーメーション人材の新たな能力指標

【記事概要】
近年、デジタルトランスフォーメーション(DX)の重要性が高まる中、企業はDX推進に必要な人材のスキルを測る指標を求めています。そこで、プラスDX認定が経済産業省のデジタルスキル標準に対応し、さらに注目の生成AI分野も追加。DX時代のビジネススキル認定の新基準としての役割を担います。本記事では、その意義と今後の展望について解説します。

【音声配信】
※音声収録のポッドキャストではテキストには載っていない㊙話も。
ぜひ、ものは試しに聴いてみてください。


はじめに

DXの本質は、デジタル技術を活用した事業変革、つまり「トランスフォーメーション」にあります。その鍵を握るのが、変革を推進できる人材の育成です。プラスDX認定は、そうしたDX推進人材のスキルを測定・認定する仕組みとして2020年に始動しました。

1)デジタルスキル標準への対応

プラスDX認定が新たに経済産業省のデジタルスキル標準に対応しました。これは政府の定めたDX人材に求められるスキル指標で、「DXリテラシー」と「DXビジネススキル」の2領域があります。
プラスDX認定では、独自のスキルマップにデジタルスキル標準の内容を織り込む形で「対応」しています。準拠ではなく対応としたのは、認定団体として一定の自立性を保ちつつ、政府方針とも整合性を取るためです。

2)生成AIへの対応

デジタルスキル標準自体も2023年8月に生成AIへの対応を行いました。これは、日本政府が世界に先駆けて生成AIを重要技術と位置づけたことを受けての動きです。
プラスDX認定でも、この流れに合わせ、生成AI分野の出題を追加。これにより、プラスDX認定の合格者は生成AIのビジネス活用スキルも担保されることになります。

3)ブロックチェーン技術による信頼性向上

プラスDX認定の運営母体であるIoT検定制度委員会では、台湾のTuringCertsと提携し、ブロックチェーン技術を用いた証明書発行に取り組んでいます。
これにより、紙やPDFによる証明書の問題点である紛失・改ざんリスクを排除。受験者のスキル証明を永続的に担保できるようになりました。

4)今後の展開

現在のプラスDX認定は、DX推進の基礎となるスキルを測定対象としていますが、今後はより発展的な領域へと拡大していく方針です。
具体的には、以下のような分野での新たな認定試験の追加を予定しています。
・ITの新領域
・DXコンサルタント
・DXファシリテーター
こうした拡張により、プラスDX認定はDX推進のあらゆる局面で必須のスキル認定制度となることを目指します。

さいごに

DXの本質的な目的は、デジタル活用による企業の競争力強化にあります。そのためには、DXを牽引する優秀な人材の確保・育成が欠かせません。
プラスDX認定の「デジタルスキル標準」および「生成AI」への対応は、まさにDX時代の人材要件を体現したものと言えるでしょう。

ぜひ本認定を活用し、御社のDX推進と併せて、DX人材の採用・育成にもお役立てください。

いかがでしたでしょうか?
すこしでもみなさまの気づきになれたのであれば幸いです。
ではまた。

参考:
+DX認定、ビジネススキルの新基準を設定:経済産業省のデジタルスキル標準対応と生成AI試験を追加〜企業の生産性向上と新規ビジネス開発に必須、+DX認定が提供するデジタル人材育成とスキル評価〜
⁠https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000008.000082328.html


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※音声収録のポッドキャストではテキストには載っていない㊙話も。
ぜひ、ものは試しに聴いてみてください。


#プラスDX認定 #デジタルスキル標準 #生成AI #ブロックチェーン証明書 #DX人材育成


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