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デジタル・DXのレシピ

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DX=デジタル・トランスフォーメーションの推進を行うことは、マネジメントにデジタルを活用してイノベーションすることです。DXはIT業界のものではなく、製造、流通、エネルギー、金融…
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2021年8月の記事一覧

【Startup Tips #2】大企業で新規事業が生まれにくいのはなぜ?

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従業員の「勘と経験」と「AI」が値付けの真剣勝負!?顧客最優先主義のドン・キホーテが取り組むAIプライシング〜DX事例50_株式会社パン・パシフィック・インターナショナルホールディングス〜

ITコンサル×パートナーCFOのタナショーです。 このnoteではDX事例やIT活用事例の紹介を通して、経営者の方がITを身近に感じたり面白いと思ってもらえることで、企業の成長に役立つ情報をお届けしていきます。 今回は小売業からです。関東を中心にディスカウントストア「ドン・キホーテ」を運営する株式会社パン・パシフィック・インターナショナルホールディングス(PPIH)のリテールテックの事例紹介です。 従業員の「勘と経験」と「AI」が競争!?PPIHのDX事例PPIHが運営

イーロン・マスク「要件定義なんてバカ、文字通りバカなんだ」

某IT系界隈でイーロン・マスクが語る「5つのステップ」ついての記事が物凄く話題になっていたので、チラ読みしてみたら・・・ しょっぱなから笑いが止まらず、ズッコケてしまったであります。 まず要件定義ってのがあって「こういうデザインでこういうのを作ってくれ」って計画なんだけど、それらは必ずバカなんだ。本当に文字通りバカなんだ。誰が作ってもどうやってもまず要件定義ってのはバカなんだ。まずそうやって「バカなんだ」って定義しておかないといけない。 一番危険なのはとびきり賢い人が出

5Gは「ミリ波」を狙え(2023年10月追記)

【5Gなら「ミリ波対応」】 実は新しい時代のスマホなどの通信規格でもう耳にタコができるくらい、あちこちで聞かされている「5G」だが、その爆速と言われている通信スピードをフルに出し、さらに渋谷のハチ公前広場金曜日夕方6時のようなシチュエーションでもつながりにくくなることがない、という「最高の効果」を得るには、「5G」に使われている周波数のうちで一番高い「ミリ波(日本では28GHz)」で接続がされている必要がある。 【5Gミリ波だけではなく】 さらに、この5Gのハイスピードは、

再生

宇宙一わかりやすいDX(デジタルトランスフォーメーション)とは?

DX、DXと経産省をはじめ多くの専門家がしゃべっているがわかりにくい!! 結局何を言っているのか全然わからない! つまり経営者は何をすればいいのかわからない! 社員はどんな準備をすればいいのかわからない! お金がどれぐらいかかるのかわからない! でも何か手を打っておかないと会社の将来が不安。 そんな方向けにDXを「宇宙で一番わかりやすく」解説しました。 なぜ宇宙で一番わかりやすいかというと、 ひとこと でDXを説明するからです。 詳しくは動画をご覧ください。

「デジタル化」「DX化」の必然

【「デジタル化」は1965年から】 1990年代には、既に「デジタル技術」はあった。コンピュータもあった。JR(当時の日本国有鉄道=国鉄)の「みどりの窓口」は1965年に開設している、世界でも先進的な「鉄道切符の電子化」の取り組みだった。今では当たり前と言われることではあるが、大型の中央にあるコンピュータ(メインフレーム)と、きっぷ販売窓口の「端末」をデータ通信網で結び、瞬時に重複などのトラブルの無い指定席券の発行などができる仕組みだ。インターネットができて、Webブラウザが

#Food DX 『New Normalに対応した非接触型次世代レストラン』

ボクの名前は「ハル!」 わたしの名前は「エリザベス!」 「今日からボク達も仲間の一員だよ」 よろしくね! 2020年7月6日、新型コロナウイルスの感染拡大の中オープンしたお店があります。 「THE GALLEY SEAFOOD & GRILL by MIKASA KAIKAN」です。 そのお店にオープンから仲間として加わっている配膳ロボットの名前が「ハル」と「エリザベス」です。 「THE GALLEY SEAFOOD & GRILL by MIKASA KAIKA

接客DXのSaaSを1年運営してたまとめ

こんにちは。 リアル店舗の接客をDXする『デジちゃいむ』というSaaSを開発しているWASD Inc.代表の盛島です。 当エントリーを開いて頂きありがとうございます。 よろしけば読んでいってくれるととても嬉しいです。 この度、2021年8月1日をもってサービスインから丁度1年となりました。 接客現場というまだまだデジタル化が遅れている環境でBtoB SaaSを運営し続ける難しさは色々とありますが、ユーザーも順調に増え三方良しのサービスとして成長しています。 0→1で開発を

徒然:DX時代~クラウド時代(SaaS)のプロジェクト体制は、旧来(オンプレ)のプロジェクト体制ではない?〜チェンジマネジメントを味方につけよう

デジタルトランスフォーメーション(DX)はこれまでのトランスフォーメーションとはちょっと違う。いや、本気でやるんだったらすごく違うと思います。 DXは継続的に常に発生する。”動的”活動だと思います。これまでのトランスフォーメーションは、時代の変化に応じて継続的に実施するものだと言われていましたが、それでもDXに比べたら”静的”活動でしょう。一度っきりのものだと言っていいかもしれません。 だからこそ、それらのプロジェクト体制もこれまでのような期限付きの静的なものであってはい