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誰しもが後になって分かる〜後悔しないために〜

こんにちは😃
今回は、おばーちゃんが言っていた、

『後になって分かる、みんなそう。』と言う言葉について自分の言動をかえりみて、文章にしたいと思います。


つい最近、実家に帰りました。

実家に帰ると、今にも戦争が勃発しそうな危うい人間関係の中に引きずり込まれてしまいます。

ママとパパの形式だけのペラッペラな挨拶、恥ずかしさを紛らわすための大きなダミ声。
ひきつった笑顔。笑ってない目。

昔からママとパパは反りが合わなかった。喧嘩ばかり。喧嘩というか、いじめだったような感じです。


おばあちゃんと2人きりになると、私にいつもママとパパの内緒話をします。

ママは私の兄を産んだ後、パパと仲が悪くなった。なぜかは知らんけど。
ママはもう1人子供が欲しくて、それに反対だったパパに泣いてお願いしたんだって。それでできたのが、私の2番目の兄。
次に、ママは女の子が欲しくて、またパパにお願いして私を作ったんだって。

私は彼氏が出来たこともないし、ましてや、子供を持ったこともないから、ママの感情を完全に理解できるわけではないけど、
子供のためなら、好きでもない人に子作りをお願いするって、相当な信念の強さだと思いました。
私が欲しくて欲しくてたまらなかったんだって。

そんなふうな気持ちのママを、私は疎ましく思って、実家を離れ一人暮らしをしている。
ママを好きになれず、嫌なところばかり思い出して、憎んでいる。

ママがめちゃくちゃ厳しかったのは、愛情が深かったが故、
仕事に必死で、イライラして周りに当たり散らしていたのも、子供に最高の教育を受けさせて、毎日違う習い事をさせて、外国に留学させて、その上、家族で旅行に行くために、嫌いな仕事でもやめられなかった。
全て子供たちのため。

ママは完璧主義でちょー真面目で、冗談が通じない性格。

ずっと好きでもない仕事や夫、に我慢してきてしまった。30年くらい。
今となっては、大好きな子供たちはみんな離れてしまった。
子供に厳しいことを言われて、疎まれて、お金は貪られる。

そんなママがかわいそうだと思った。
一生懸命生きてきて、毎日神経すり減らして、なんだか、かわいそう。


ママは後ちょっとで仕事を辞めるそう。
安定していて、慣れた仕事を辞めて、自分の好きな道に進むんだって。
人生は短いからって、ボソッと言っていました。
きっと、あっという間に死んじゃったおじーちゃんのことが引っかかっているんだと思います。

私はママの夢を応援したい。臆病で、完璧主義で、なかなか行動できないママの背中を押したい。

ママは、私がいつも力になってくれている
と言ってた。
私はこれからも必ず力になる。


私は後になって分かった。
一人暮らしをして、摂食障害になって、コロナで自粛して、心が病んで、消えたくなったけれど、自分と向き合って、自分の家族ってどんなものだったか俯瞰して、私は少し大人に近づいた気がします。

正直、まだたくさんの事が受け止めきれないでいて、冷静に聞いていられない。

でも、後になって、受け止め切れるようになった時、気づくんだ。

子供ができて、周りのことになりふり構わなくなり、必死になってしまう気持ちはまだ分からないけど、
その気持ちが分かった時には、もう遅い場合もあるかもしれないな。
だから、

とりあえず、現時点で
どんなにムカつく親でも、憎たらしい母親でも、口うるさい祖母にも、感謝したい。

おじーちゃんはもう死んじゃった。
いまになって、素晴らしい人だったと思う。
でも最後まで私はおじーちゃんに優しくなれなかった。心の中の大好きだよって気持ちを、素直に伝えられなかった。

あんなにじーちゃんは優しくしてくれたのに。
じーちゃんの仏壇の前で大好きだよって言っても遅い。


おじーちゃんが私の面倒を見てくれたのは20年前から3年前の死ぬ日までずっと。感謝しても仕切れない。

気づいた時には遅いんだなぁ。つらい。

日々周りの人に感謝です。

今回も読んでくれてありがとうございます😭

これからも気づいたことを綴っていきたいです

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