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最近の中高生の自己肯定感の低さの原因は。

最近の私の関心のある事柄である。
かくいう私も、仕事に追われ、能力・技能不足に心折れ、事ある毎に「私なんか……」と思っている。
それでも、仕事柄多くの学生と交流する中で、想像以上の自己肯定感の低さに驚く。自分のことを棚にあげたくなるほどに。

私なんか……

このように思う原因は何だろうか。
なぜ、そのように考えてしまうのか。

聞いていくと、あくまでも傾向として、家庭環境が一因となっているように感じる。もちろんそれが全てではないが、占めるものは小さくないだろう。

しかし、明らかに問題のある家庭だけでなく、外から見ただけでは"普通"もしくは"それなり"の家庭の育ちであっても、自己肯定感の低い人もいる。

以下は私の推測である。

情報化社会の中で、才能・能力のある人が力を発揮しやすくなっている反面、年齢を問わなくなったため、「同い年の○○さんはすごいのに、---」という気持ちになりやすい環境がある。
これは、「褒められたとしても、○○さんの方がすごいから……」という気持ちも伴ってしまう。
このことから、褒められたことを率直に、肯定的に受け入れることに困難さが生まれているのではないか。

世の中に"メンヘラ"と呼ばれる彼ら、彼女らはそんな劣等感と共にあるのではないか。

「そんなの、素直に受け取ればいいのに。」と言う人もいる。それができていれば苦労していない。私にはどうにもできない。しかし、苦しいよな。
気持ちは分かるが、これからの人生、そんな自分の性格とうまく付き合いながら生きていくしかない。自分の機嫌の取り方を、早いうちにしれるといいね。

こんなことを考えながら、日々働いている。

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