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朗読劇を観劇した話

「少女歌劇レヴュースタァライト」の朗読劇、「遥かなるエルドラド」の朗読劇の再演を観劇した。
地元での公演は珍しいジャンルだったので、行かねばという義務感があった。

朗読劇は昔、「星の王子さま」を観た以来で、新鮮な気持ちで観劇ができた。
BGMは生演奏、舞台セットもストーリーに合わせて船をモチーフにしていて、臨場感がある。

「遥かなるエルドラド」は所謂劇中劇で、キャラが演じる配役で、でも舞台に立つ人はキャストさんのままで、不思議な感覚だった。
ただ、キャストさんが演じる、ではなく、あくまでキャラが演じていて、キャラのイメージはそのままだった。

スタァライトは俳優育成学校が舞台となった作品で、劇中劇自体はよくある作品だったが、一部分を演じることはあってもガッツリ一作品を舞台化はあまりなかった(と記憶している)。

映画の中の劇中劇で取り扱われた「遥かなるエルドラド」は、演じている様子、感想を言っている様子から明るい話かと思っていたら、思ったよりドロドロとした復讐劇で、爽やかさは微塵もなかった。
ただ、脚本の端々から、スタァライトの中の作品だと思わせる言葉選びが多く、この作品を舞台として見てみたい。
もちろん朗読も面白かった。暗い話なだけにアドリブは少なかったけれど、それでもファンサがあって、クスッと笑える箇所があった。

今夏に発売されるゲームも俄然楽しみだ。ゲームでは違うキャラが配役される(と思っている)ので、また違う「エルドラド」が見れそうだ。
ゲームプレイ後にまた、何かしらの形で板の上のこの作品を見られたら嬉しい。

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