終わらない夏ヤスミノシュクダイ2023
まあ、終わらないよね。
息子の、夏休みの宿題。
あれ?
夏休みってあと5日(実質4日)しかないんだけど。
40日くらいあったはずなんだけど。
なーんでまだ宿題終わってないのかな?
いや、単純な話。
やってない。
やらないから、終わらない。
やってないから、終わってない。
自分自身のことを思い返してみると、狂人的に怠惰なわたしは、夏休みの宿題なんて7月のうちにさっさと終わらせて、残りの1ヶ月を無意義の限りを尽くしてダラダラ生きることに情熱を捧げてたから、ほんっとに、なんっで、こんな終盤まで宿題を終わらせないのか疑問しかない。
夏休みの宿題を終わらせないってことはよ、宿題やんなきゃなーって思う日が延々とくり返されるってことで。そんなストレスフルな日々を過ごして、何がサマーバケーションだよっつーの、と思うんだけど。
夫に言わせると、「夏休みの宿題をさっさと終わらせる、ってのは、ひとつの才能なんだよ」と。
集中して早期にタスクを完了させるってのは、だれにでもできることじゃない。それは、ひとつの才能だから、できない人に対して、どうしてやらないの?どうしてできないの?やればいいじゃん?なんて言うのは意味のないことだよ、と。
ほほーん。
だけど、そう言われてみると夏休みの宿題の意義みたいなものも理解できる気はする。
自分でスケジュール管理をしながら、やるべきことを実行(しかも複数)して、期日に納品するっていうスキルは、実社会でめちゃくちゃ必要になるし、この訓練って長期間の学校休みでこそ実行しやすい。
そんでもって、この「夏休みの宿題」という訓練を何年もくり返しやることで、自分の特性も理解できるし、それとどう向き合っていくかを考える機会にもなる。
大事なんだよ、夏休みの宿題。
さあ、息子よ、どうする。
泣きながら努力して終わらせるのか。
手伝ってくれと親に懇願するのか。
それとも、すっかり諦めて堂々と登校するのか。
この夏の終わりに、君はどう生きるか!?
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