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育児の本の読書ログ

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産後にぼちぼち読んだ育児関連書籍のレビューです。おすすめも、おすすめでないものも淡々と集めていきたいと思います。
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2020年7月の記事一覧

【育児の読書ログ 023】子どもの「10歳の壁」とは何か? 乗りこえるための発達心理学

発達心理学、おもしろい。
当たり前だけれど、みんな悩んだり苦しんだりしながら、それを乗り越えて大人になってゆく。それぞれの発達に合ったサポートをしてやることが親としては理想だけど…。現実はそうあまくはないかもしれない。
子どもの精神的発達について非常に参考になる一冊。一読の価値あり。

読んで良かった度 ★★★★★(5/5)

【育児の読書ログ 022】かんがえる子ども

安野光雅さんのエッセイ。読むだけでこころがあたたかくなる。
子どもは子どもなりにたくさんのことを考えているのに、大人はすぐにその世界に干渉したがる。猛省。

読んで良かった度 ★★★★★(5/5)

【育児の読書ログ 021】お金に強い子どもの育て方

これは必読。面白い。
結局、お金の使い方はお金を使わないことには理解できない。どういう風に子どもとお金を付き合わせていくか、先人たちのさまざまなアイデアや実体験が勉強になる。お金のことに関わらず、子育てそのものについても考えさせられることが多かった。これは必読。大切なことなので、2回言う。

読んで良かった度 ★★★★★(5/5)

【育児の読書ログ 020】大贋作展

有名絵画を子供に模写させるというアイデアが素晴らしい!
子供が描く独特の「味のある絵」は、見ているだけでわくわくする。
ただ、何枚も作品が続くうちに「これは本当に子供たちが望んで描いているのだろうか?」とお節介ながらも思ってしまった。
とは言え、非常に楽しい一冊なので、ぜひ多くの人に見てほしい。

読んで良かった度 ★★★★☆(4/5)

【育児の読書ログ 019】子どもが野菜嫌いで何が悪い!

とても読みやすくて面白い。
偏食のお子さんに悩んでいる人にはおすすめ。
苦労して嫌いなものを食べさせるより、親も子供も楽しく食事できることがいちばん素晴らしいことだと思う。

読んで良かった度 ★★★★☆(4/5)

【育児の読書ログ 018】私以外みんな不潔

子育ての本ではない。子供だった大人の読むべき本。
子供は子供なりに、大人の想像を超えて複雑なことを考えている。
あの感覚を思い出させてくれた素晴らしい一冊。
息子もあのときのわたしのように、周囲に見せない感情を内包して生きているのかと思うと、すこしぞっとする。

読んで良かった度 ★★★★★(5/5)

【育児の読書ログ 017】未知に勝つ子育て:AI時代への準備

この手の「子供を◯人、◯◯大学に合格させました!」イコール「わたしの子育ては大成功!」系の本は、ただの自己アピールに過ぎないことが多いので、そこは注意して読みたい。
子供の教育について信念をもってあれこれ工夫されたのが素晴らしい。いくつかのアイデアは取り入れたいと思った。

読んで良かった度 ★★☆☆☆(2/5)

【育児の読書ログ 016】親と子が育てられるとき―Quiet Garden

当然のことだけれど、どんな家庭に生まれ育ったひとでも、他人から憧れられるような存在のひとでも、「子育てに悩む」というのは共通なのだな、と。
志村希世恵さんの言葉がいちいち刺さる。「自分にはできないと思うことと、いつか自分もできるんだって思うことは大きな違いだと思う」は、肝に銘じた。

読んで良かった度 ★★★★☆(4/5)