人生で1番自由だった夏休みの話
痛い。体が痛い。
箱詰めにされた深夜2時。
それでも先にある景色を想像していた。
笑っちゃうほど自由
22年9月。
大学生にとっては夏休み。
ある者はバイトに明け暮れ、
ある者は勉強に明け暮れ、
ある者は時間を大胆に使って旅をした。
3番目が僕だ。
僕ら大学3年生の代は例の病で大学生の夏休み半分を失っているから、今回みたいに比較的何もなく楽しめる休暇は目が潤むほど嬉しい。
そしてこれまでの経験上あり得ないほど自由だった。
9月は青森から広島まで主に「夜行バス」で巡りに巡った。前述の箱の記述はそれであり、恨んだり感謝したり、忙しい交通手段だなと思う。
大きなリュックと共に
本当に、いろんな景色を見た。
本州を滑るように移動した夏だった。
どこに行っても空や海は綺麗だし、
ご飯もおいしい。どこへ行っても。
\ピコーン/
経験値が貯まった音がした。
新しい景色が広がっている。
『場所にとらわれて生きるのって勿体ないな』
心からそう思える。
世界を見てない、日本だけなのに、こんなに心にじわっと広がる幸福感は日本中を旅したからこそ得られたものだと。
まだまだ見足りない。
僕の方針は場所にとらわれない生き方を見つけること。
旅を通して「満たされる」より「満たされる容器が増えた」感覚にいる。
もっと日本、世界を見るぞ。
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