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「幕末感」-若旦さんの単純な散文#13

今日も今日とての昼飯どき。いつもの様に、弁当箱の蓋を開けて、テレビをつける。すると、ニュースがいきなり差し変わった。速報らしい。
速報が入るなんて近年珍しくもないことではあるのですが。。。

キャスターの第一声「安倍元首相が銃撃された」
耳と目を疑う。えっ!?あの安倍さん?

どうもその安倍さんらしく。
ニュースも本当らしかった。

日本でこんな事件が起こるとは。
いまだに信じがたい。

色々ニュースを聞いて今に至るのですが。
そんな信じがたいテロ事件が相次いでいた時代があったのを思い出しました。

それが幕末の京都。

何かとドラマチックに描かれがちな時代ですが、見方を変えれば、不逞浪士はテロリスト。新撰組はそれを取り締まる特殊部隊。
(ちなみに、「池田屋事件」は祇園祭の宵山に起こったと言われています。)

天下泰平の時代を飢饉などの社会不安が襲い、そこに黒船来航に端を発する諸外国の脅威の表面化、それによる世論の二分化。
まさに今、日本が直面している現状と非常に似通っている様に思えてならない(現実、もっと複雑ではありますが)。

今回の犯人が思想犯なのか。それとも愉快犯的な人物なのか、現状わからないことだらけですが。
歴史の転換点にいることはどうやら間違いない様です。

現時点で、安倍元総理の容態は発表されていませんが、
心からの無事をお祈りいたします。

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