見出し画像

新しい漫画をいちいち勧めてくるアラフィフは偽物

最近、漫画大好き芸能人とかが使命感として今流行りの漫画を勧めてくること多いけど、ジジイになって自分が子供の頃読んでた漫画より、今の漫画に熱狂しようとしてる奴、総じて嘘つくなよと思う。

どう考えたって子どもの頃の方が本気で漫画を読んでいたし、本気で感動したり笑ったりしてた。

出版のシステムとか、社会の構造を理解した後に読んだのとではまるで感じ方が違う。

濁りのない脳でものを受け取っていたから楽しかったし、ワクワクしたのに、常識塗れで穢れが蓄積した意識を持った状態では絶対に当時以上の感動はないはず。

作品の質として昔より洗練されてたり、演出が新しかったりとかはあるけど、それら一切の区別がついてしまっている現時点で、フィクション内には入り込めていないといっているものではないだろうか。

テクニックとか手法の良し悪しなんか分からず、ただその本の中で起こっていることにただ熱狂していた時間は、大人になってからはもう作れないと思う。

楽しみ方の違いはあるとは思う。
大人になってから読むとまた感じ方が違うみたいな。

けど、それも子どもの頃も読んでいたから比較で楽しめてるだけで、読んでなかったら二重の驚きもない

だから、自称漫画大好き芸能人が、己のアイデンティティを構成した漫画以上にこれから出逢う漫画を好評しているのが、仕事の一環って感じでクソ冷める。

だからオードリーとかが未だにキン肉マンの話とかしてると本物だなって思うし、佐久間宣行が新しいエンタメ紹介してまだまだ若いです俺みたいなフリしてると、古いって言われるのをただ怖がってるだけで惨めに感じる。

私たちはおじさんがプロレスの話でキャッキャしてるのが見たいし、昔のジャンプの漫画の話で童心に還っている様が美しいと思っているのに、乗り遅れまいと必死に流行と若手と結託し、いつまでも若々しく生き延びようとしてるの往生際が悪い。

最近のアニメや漫画にワクワクしない理由がようやく腑に落ちた。

説教くせえお勉強漫画や考察頼みの流行乗り遅れドラマがが好きなんじゃねえ!一瞬一瞬を湧かせてくれる楽しい作品が好きなんだ私たちは!

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?