見出し画像

好きな漫画のジャンルでだけ残酷ぶる女

ここ数年で漫画好きを自称するしょうもないタレントが増えたなと思うのだが、取り分け特にしょうもねえなと思うのが、復讐マンガとか胸糞&鬱展開をよだれ垂らしながら好んでますってことを誇らしげに語ってる奴。

特に将来が不安なアイドル崩れとか賞味期限の切れたグラドルとか、クリエイティブに思われたい芸人とか女優が、自分のキャラ付けの為にお手軽な趣味として「漫画好き」を名乗り、その中でも自分のことを好いてるおじさんファンに認められようとして、あえて青年誌の裏社会とか業界の闇みたいな漫画を礼賛している。

私が気に入らないなのは、漫画に限ってのみこの趣味を公にするという点なのだ。

映画は特にスプラッタやゴア描写の多いスリル映画やカルト映画を好んで観ている様子はないし、音楽もメタル的なものを聴いているのかというとそうではなく、普通にアイドルが歌う毒にも薬にもならないようなtiktokでバズっただけの曲をマイリスして聴いてる。

共産主義大賛成!とか独裁政権最高!とかいう運動をしてるわけでもなければ、戦争や内乱、格闘技やストリートファイトで流血している場面を見て濡れてる様子もない。なんなら凄惨な事件や事故のニュースに顔を顰めてすらいる。

いやいや、残酷な漫画が好きなお前の性癖はどこいったんだよ。

なんで、自分のイベントに火炎瓶持ってきたファンにビビって楽屋で泣いて活動休止してんだよ。

残酷好きなら自分に向けられた残酷にもテンション上がれよ。

漫画という自分に実害のない残酷にだけ快感得て、無料閲覧できるものを趣味にして愛好してますじゃねえんだよ。

復讐最高!胸糞バンザイ!ならパレスチナの軍事衝突の映像も、震災と津波で崩壊した地域の映像も絶対目を逸らさねえで見ろよカス

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?