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メディアが平成生まれに媚び始めた件

世代括りの番組や報道なんかを見ると、令和世代やZ世代なんかと言われるが、厳密にいえばあいつらも平成生まれである。

令和生まれは最長でも4歳児であるため、まだこの歴史の浅い真の令和世代を本格的に括ることはないが、1人でもアスリートやアーティスト、子役などで偉業を達成すれば、本格的に注目され出すだろう。

という前置きはさておいて、最近やたらと平成に媚びた番組やCMをよく見かける。

どういうのが媚びていると感じるかというと、ここ数年でやたら「おジャ魔女カーニバル」がCMソングや番組のbgmなどで使用されるようになったという点だ。

昔は、「おジャ魔女ドレミ」をメディアで紹介するようなこともなかったし、平成生まれを突き放すように、昭和世代のジジイババアが昭和のトレンディドラマとかCMの話題で盛り上がっていたのに、「おジャ魔女ドレミ」をリアルタイムで見ていた世代が大人になり、芸能の世界にも散見されるようになってから、いつの間にか平成(90年代後期〜2000年代前半にかけて)の共通のテーマソングとして扱われ出して、CMソングの替え歌なんかにも使われたりしている。

ポケモンやワンピース、スマブラなんかもそうだと思うが、何人かは思春期を迎えたタイミングでポケモンを卒業していた筈なのに、急に「私はゲームシリーズずっとプレイしてます」顔して世代特権のように大して興味のないポケカを無作為に買い始めたのが気に食わない。

平成を酒、女、タバコ、非行で台無しにしてきた連中が、今更私らと共通の話題で世代を共有してくる様が気持ち悪い。

その割にゾイドとかロックマンエグゼとか、バトルビーダマンの話題を出すとキョトンとしている連中は、同世代を語るに値しない。

コミックボンボンもゲームボーイアドバンスもクラッシュギアも燃えろロボコンも経ていないような奴が、思い出したかのように「おジャ魔女ドレミ」を語り出してからというものの、メディアが、平成生まれへの媚び方をまたミスっている。

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