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男は外、女は家、の効率性

1ヶ月半ほど日本の実家に子どもと戻っていました。
理由はいろいろですが、一番はチェンマイの空気の悪さと子どもの体調が何となくずっと悪いこと。
私の実家の市町村は一時帰国中でも住民票を受け付けてくれて、市のサービスが受けられます。なので、市の保育園の一時預かりサービスを使い子供を週2〜3日保育園に通わせ、私はその間働く事にしました。

その経験からの感想。

疲れた。。。そして仕事進まない。。。。。
実家の両親がいるのはとても助かった。でも正直、戦力としてのカウントはできない。高齢だし、幼児中心の生活に適応できないし。でも私が出社しなきゃいけない時は保育園の送りを任せられたのは本当に助かった。全く言うことを聞かない2歳児にキレ気味の時、祖母が子どもの逃げ先になってくれた。一度、私の父母と弟夫婦も一緒に私抜きで夕食を食べに連れてってくれたのも、とても助かった!

でもね、日々こなさなくてはいけないタスクの一部を常に担える訳では無いという意味で、やはり戦力としてはカウントできないのです。そうすると、特に仕事をする事に響く。

仕事をする時は常に『仕事相手』がいて、それはお客さんだったり、上司・同僚・部下だったり。その相手と調整したり、話したり、協力したりして仕事を進めていくわけだけど、その過程が中々子育てタスクを行う事と合わない。仕事を行うことによって生じる時間や場所の制限はその最たるものじゃないかな。それを克服するのがリモートワークやフリーランスだけど、前者は、多くの会社で縮小傾向だし、後者になれるかどうかは今までの経験と、業務内容によるよね。皆が取れる選択肢ではない。

そして私のたどり着いた結論は、夫は外、妻は家、という分業体制最強なのでは、ということ。別に夫と妻を逆にしたって良い。要は外と家の仕事の担当者をはっきり分けたほうが効率的だろう。外の仕事と家の家事育児はそもそも時間的場所的制約が合わないし、分業することによってそれぞれのやるべきことに慣れて熟練化してくるし。
ただ重要なのは、外で仕事を担当してる人は、業務時間があるので、その時間が終わったらさっさと戻って家の仕事の一部を担うこと。なぜなら家の仕事は業務時間なく24時間体制だから。これをはき違えてる世の男性が日本には多く、亭主関白や定年退職後家事も何も出来なくて、家族から煙たがれる男性が続出したのでは?

今は共働きがデフォルトだし、外と家の仕事をしっかり分業する体制を整えるのはなかなか現実的でない中で、出来るだけそれを進めるには外部委託したり、家電に頼ったりという、方法が妥当なんだろうな。という、ありきたりな考えに収束しました。

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