アイスクリーム溶けること気づかないほど
8月31日が迫っている。夏休み最後の週末だ。
夏の楽しみって何がある?海やプール、夏祭りに花火、はたまた虫取りに講じたり、いろんな楽しみがある。夏の美味しい食べ物もまた然り。
私は夏に食べる、アイスクリームが楽しみで仕方がない。
アイスクリームが好き
スーパーの冷凍庫コーナーでズラリと並ぶアイスクリームたちを「どの子にしようかな〜♡」と眺めるのも好きだし、サーティワンアイスクリームの32種類のラインナップを凝視しながら、季節ものに目が行きつつも結局ホッピングシャワーを頼んだりする時間も楽しい。とにかく夏に食べるアイスクリームが大好きだ。このご時世でも関係なく楽しめることなので、安上がりな自分に得した気分。
この前クリームソーダを作るにあたって、20年ぶりに家でバニラアイスを生成した。調子に乗った私は、今年の夏をお家でアイス元年とすることにした。
キミに決めた!
夏といえば桃。ということで、桃のひんやりスイーツを仕込もう!
ジャムたっぷり煮たりコンポート仕込んだりしたけど、実はもういっちょ煮てましたのよ。これがまた美味しいのでね!
白ワインと水、グラニュー糖を加えて皮のまんまさらっと煮ていきます。色がどんどんシロップに移ってくさまがいいね。
ブレンダーでガーしてタッパーへ。着色なしでもええ感じの色味に仕上がっててよし。
このまま冷凍庫で一晩。たまに混ぜるとしゃりしゃりになるので適宜混ぜ混ぜ。
と思ったんだけど気づいたら二週間放置してた。
桃色のフリー素材ではありません。かっちんこっちんやねえ。冷蔵庫で少し解凍してからブレンダーでガーしていただこう。
もうひとつの夏の1ページ
ブルーベリー畑に行ったときにゲットしたブルーベリー。実は冷凍庫に少しくすねておいた子がいるので、アイスクリームに変身してもらおう。
レシピはこちら、レタスクラブさんから。
ヨーグルトが入って爽やかそうなアイスクリーム!見つけた瞬間ぜったいこれ作るって決めた。
まずはグラニュー糖とブルーベリーを袋でシャカシャカします。釈迦釈迦ポテトのように。この工程は宗教の自由に則って、南無阿弥陀と唱えながらやってもよいです。私はというと踊りながらやります。
一晩放置
グラニュー糖をまぶして一晩経ったブルーベリー。果汁がじゅわっと出てる。
ヨーグルトと、サワークリームが余ってたので入れてみた。このまま袋の中で混ぜて冷凍庫へ。ちょっとレシピと違いますが……。マーブルにしたいのでね。
固まったものがこちらです。
7分立てした生クリームと合わせる。マーブル模様になるようにザックザックと大雑把に混ぜてく。
ええ感じ!
お馴染み野田琺瑯さんにぴったり入りました!やりました!!
お楽しみの時間
アイスとかジェラートの表面、かなり好きなんだけど伝わる?
最大限楽しむために用意したこちら、アイスと愉快な仲間たち。スーパーに売ってんのな。こんなお手軽QOL底上げグッズ知らんかったわ。
セッティング開始
シャキーン!アイスディッシャーのお出ましだ!要領はこないだ掴めてるので、丁寧に隙間なくアイスをすくう。
ちなみにお家でコーンアイス食べるなら、スタンドを買うことを強くお勧めしたい。
ブルーベリー、サワークリームもいれたので予想より濃厚さがばーんと来た。めちゃめちゃ美味しい〜〜!!生クリームのアイスクリームって感じ。
桃はこちらです。
もともとジェラートのレシピを使ってるので、滑らかだけど少しシャリっとした食感がサイコー!冷菓や氷菓って焼き菓子と違って桃のジューシーさがダイレクトに味わえるから、フレッシュな桃を使っても全くもったいない感がない。去年も作ったけど、やっぱり毎年食べたくなるわこりゃ。来年もきっと作ろう。
せっかくなので
この日は気持ちよく晴れてたから、ベランダで食べた。どんどん溶けていく、けれどそれが美味しかった。
アイスのコーン買うだけでこんなに楽しいとは。みんなもぜひスーパーで見つけたら買ってみてほしい。
真夏の、大好きな歌を聴きながら
もう解散してしまった、愛してやまないバンドがある。東京カランコロンという、素敵な5人組だ。これまた愛してやまない作家・高橋久美子さん(ex.チャットモンチー)がこのバンドのとある歌の歌詞を書いていたおかげで出会えた。
大学時代に軽音楽部で東京カランコロンのコピーバンドをしていたのもあって、私にとってのこのバンドの曲は、青春ソング的な位置にある。
この東京カランコロンの『泣き虫ファイター』という曲は、可愛くていじらしくて、明るいメロディーとはウラハラに切なくて、だから未だにイヤホンから流れるたび、ぎゅっと心臓の奥を締め付けてくる。
『アイスクリーム溶けること気づかないほど』
続きの歌詞は、もし良ければどこかで聴いてみてください。真夏のうちに。
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