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桃フェス開幕!


私の住む町は、最寄駅まで軽く徒歩2時間かかる。軽くと言ったが、これは全く軽い問題ではない。東京・神奈川にお住まいのnoterさんを多く見かけるこのごろ、みちのnoteは愛知のへんぴな田舎から発信しております。

まあつまるところ、中途半端な田舎なのであるが、そんな田舎町の唯一誇れる果物が、全盛期を迎える季節がやってきた。

そう、桃の季節到来である!

(おい待てよ……今年撮った写真が去年撮った写真とほぼ同じアングルやないか……?)

まあとにもかくにも、6月の終わりから私の頭の中は「いつ有給取って桃買いに行くか」「そのあとこれ作ってあれしてうんうん」という妄想でいっぱいだった。


7月末、有休決めました

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決めました。早速決めましたよ桃のために。家から車で坂道に向かうと、そこらじゅうに直売所がある。今年も去年お世話になったところへ。

テントの中にとれたての桃がたくさん並んでいて、好きな子を選べる。まだお尻が淡い桃色のものを選ぶ。じっくり家で熟すのを待つのが好きなのでね。あ、白っぽいの買って固めの桃楽しむのもいいよね。あれはあれで美味い。

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これは2日目の桃。だいぶ色気付いてきたな(意味が違う)。さて、まずは。


これがしたい。


突然の欲求。いや、去年からやりたかったことだ。満を辞して、「余白のあるおいしい桃」をいただこうじゃないか。


まずはご査収あれ

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はあ〜〜!!なんて新鮮なの!桃!!

古い桃は撥水性がなくて、すぐに水を纏う。新鮮な採れたて桃はこんな風に水を弾く。産毛が立ってる感じ?っていうのかしら。

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はっっ、思ったより熟してたわ。桃は結局割ってみんと分からんな。この前先輩に桃の見極めを頼まれたのだが、正直自信がねえ。

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まずはお気に入りの皿にのせます。

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ヨーグルトをのせます。水切りすんの待たずにそのままオンしてまった。はちみつがないことに気づいたが、もうすでに美味しそうだったのでこのままいただきます。

これがまあ美味しいのですよ。ヨーグルトのせただけなのに。スプーンですくいながら食べるんだけど、わりと皮のギリギリまで余すことなく食べられて良かったので今後もたまにやりたい。


追い桃の話です

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先日ブルーベリー買いに行った時にゲットした長野産のあかつき。15玉で1500円だったので先輩と半分こした。だいぶ熟していたのですぐさま加工に取り掛かることに。


Hi!sugar!!

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砂糖はともだち!久しぶりにジャムを炊くことにしよう。鍋いっぱいに熟した桃をたっぷり仕込む。ジャムってお安くたくさん手に入れた時に作りたくなるんよね。

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ぐつぐつ煮込んだのち、コンフィチュール作りの要領を活かして少し寝かす。果肉にシロップが染み込んでいい感じになったし煮込み時間も短縮できた。何と言っても夏はキッチンが暑いのでね!!

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少し寝かせて透き通ってきた。こっからさらに煮詰めていこう。

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皮も一緒に煮込んだので桃色がしっかりうつってる!いい色だな〜!こっからもこまめにアクとりとりして、好きなとろみになるまでぐつぐつ。ペクチンなしのジャムが好きなので、いい具合のとろみを見計らって火から下ろす。

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ジャムを煮てる隣の鍋でジャム瓶を三つほど煮沸消毒。賞味期限が印刷されてるのは、鮭フレークの瓶です。ちょうどええんですよこれが。


瓶へ詰める

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ふちいっぱいまで入れたら蓋をしてひっくり返す。瓶詰めに成功すると開けた時にぱかっと音がするので、あの瞬間が地味に気に入っている。


完成

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桃色の瓶詰め、完成!

たっぷり3瓶できたので、長く楽しめそう。しばらくジャムには困らないな。スコーンも桃ジャムに合うものを焼こう。


そんなわけで

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オリンピック開幕に遅れまして、ここに桃フェスを開幕したことをお知らせいたします。

今年はまだもう少しスーパーにも直売所にも顔を出してくれると思うので、しばらく桃頼りで自分の生活に潤いを与えながら過ごしていこうと思う。みなさんも暑い日が続きますゆえ、おやさいくだもの肉お米、もりもり食べてご自愛くださいませ。ではこれにて。



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