春になったらって魔法の言葉
春になったらしたいことがたくさんある。まずお花見がしたい。お弁当やおやつを携えてピクニックがてら。ああ、お気に入りのパン屋の焼き立てフランスパンを買って、そのまま河川敷で食べたいね。あ、桜の押し花サブレも焼かないと。それから、動物園のレッサーパンダを見に行きたい。色々やりたいことを言うくせに、春の陽気に身を任せてお昼寝する休日もちゃんと確保したいなどなど。毎年飽きもせず、そんなことをふわふわと思うのが春という季節なのだ。
春の匂いを纏って
去年、春に撮った写真たちをnoteでまとめたのが思いのほか楽しかったので、今年もつらつらと紡ぎつつ、ここに残しておこうと思います。そちらに春の匂いが届いたらば、幸いです。
春一番なイベント
春といえばいちご狩り。大学の研究室の同期に誘われて、浜松へいちご狩りに赴いた。めちゃくちゃご時世なのだが、入った瞬間にフェイスシールドを渡された。
フェイスシールドしながらいちご狩りしてんのがなんだか滑稽でツボにハマってしまい、そのまま友人に写真を撮ってもらった(周りの人々は写真撮る時だけシールド取ってた)。ウケすぎて満面の笑み。そしていちごがめっちゃとんがってるな。
春のフラワーパークへ
いちご狩りの場所からすぐ、浜松フラワーパークへGO。大好きなチューリップが満開でテンションあがる!フィルムカメラも持ってけば良かったと激しく後悔……(相棒GRのことも愛している)。
ついついチューリップばかり撮ってしまった🌷赤・白・ピンク〜♫どの花も綺麗だなあ。
撮影会を執り行う
突然の撮影会である。
ノリで友人のアイコンのための写真を撮ることになって、私もかなり本気になってしまった。彼女の顔が好きなのに、本人曰く顔出しNGなので「可愛く撮れたよ見てみて〜!!」「片目出てる!やり直し!!」「えええ〜!!」ってやり取りを2億回繰り返した。でも好きなんだよな〜。
なんとか無事お眼鏡にかなう写真がとれて、夕方解散した後にはLINEのアイコンが変わっていた。彼女の好きな色の花、名前は何だったのかな。
いちごの瓶詰めのゆくえ
カメラマンの先輩にお裾分けしたら素敵なお写真が送られてきた。たぶん真似して撮っても同じようにはならないんだろうな。
お家では手始めにスコーンにオン。このスコーンに関しては定期便でまた詳しく書こうかな。いちごもスコーンもどちゃくそ美味しかったです。
ゆめのかソーダ🍓
ホットティーもいいけど、少し暖かい日だったので。しゅわしゅわと弾ける炭酸が心地よい季節がもうすぐやってくると思うと、やはり四季っていいなと思うね。
PATAさんレシピ、春のパスタ
可愛らしくも立派なレモンですこと。このレモン、サイズもよくて皮もキレイで、カットした時に種が少なくてスライスしやすかった。かよこさん(生産者名が書いてあった)通販してくれんかな。
ちょうどフラワーパークの近くの直売所で買ったレモンがあったので、レモンクリームパスタを作ろう。にしてもあのへん、コンビニよりみかんの直売所の方が多くね?ってくらい、とにかくそこらじゅうでみかんを投げ売りしてる。良い。
バターでレモンをソテー、生クリーム入れてパスタどん。なんて楽ちんなの。
パルミジャーノお忘れなく。
春パスタらしく菜の花かアスパラでも添えたらよかったかしら。でもこれだけシンプルゆえの美味しさもあるからな。レモンの酸味と生クリームの濃厚さ、そして削りたてのチーズ!は〜〜、レモンさえ手に入れば年中食べたいパスタだなあ🍋
通勤路の神社
毎日車で通る道にある神社。鳥居の向こう側に咲く桜がきれいで、毎日通りながらカメラで撮りたいなあ……と思っていた。
夏に美味しくなるものたちよ
近所にはびこる桃の木たち。この季節になると綺麗な桃色の花がぽんぽんと咲きだす。
これは通勤路にある桃の木。いつも買ってる、坂道にある直売所の桃の木もそろそろ満開だろうか。早くあの瑞々しい桃たちに会いたい。
隣町の桜並木を歩く
家から車で10分もしないところ。
お気に入りのパン屋Baselへ。いつ行っても草木が多い茂っているパン屋である。ちなみに私は、月に一度はここのフランスパンで上顎を削られないと元気が出ない病にかかっている。オススメはフランスパン全般(ナナナナ〜の人みたいに韻踏んじゃった)。あとシフォンケーキがケーキ屋より美味い。
明太子フランスパンとふたりで、パン屋のすぐそばの河川敷の階段に座った。理由はひとつ、焼き立てだったから。家族連れやカップルがたまに通るくらいの、静かな桜並木だった。上顎はやっぱり削れた。
雨の日のお花見ピクニック
この日はよく食べる人と万博記念公園に来たのだが、芝生広場がイベントのせいで占拠されておりなんともついてない日だった。困ったなあとぽてぽて歩くと、裏手に桜並木を発見。
めっちゃ桜の木が密集してるのに、なぜかピクニックシートが一枚もひかれていない。「ここもしかして穴場では?」「決まりだ!」なんてノリでお花見スタート🌸
真上を見上げるとこんなに綺麗なのに、なんで誰もいないんだろう……もしかしてレジャーシート禁止区域か……?と思ったのだが、係の人が通った時も何も言われなかったので一安心。本当にただの穴場だった。小雨が降っていたけど、桜が傘になってくれたおかげでひとときだけど楽しくお花見ができた。
お互い新年度の疲れを癒すため、数日分のビタミンを補給した。肉と野菜はベーグルサンドに任せて、お弁当箱はフルーツに全振りした。デザートでぜーんぶ埋めるのもたまにはいいよね、ご褒美感があって。あまおう、ピンクグレープフルーツ、はっさくをたっぷり惜しみなく入れました。
「春になったら」
春になったらって、ふんわりとして、それでいて確実に叶う保証がない言葉だなって思っていた。本当に今年に限っては、春になってからじゃなきゃぜったい信じないぞと。
この春、284km先のよく食べる人が、愛知県に住むことになった。
去年の暮れから転職自体は決まっていたものの、遠距離期間が長かったため「ほんまに来るんかいな〜」なんて思っていた。多分それは冗談半分、白紙になった時の精神的保険が半分だった。
引越しの荷下ろしが終わった翌日、家具屋さんで買い物をしながら「食器棚選んで」と言われた時、ああほんとにこの人はこちらに来たのだなあと、ストンと腑に落ちたくらい。遅いわ。
さて、ここで私の実家からよく食べる人の新しい家をGoogleしてみよう。最寄りのコメダを検索ぽち。
お、おお……。
284kmから84kmになった。
ことの始まりは年度末。愛知県のどこかの支社に行くことはわかってたのだが、面談前の内定式で「みなさんは三河地区に配属です!よろしく!」と言われたようだ。後から聞いたけど、鳩が豆鉄砲を食らった時の顔してしまったと言っていた。面談時に私の住む地域を希望する予定だったらしい。まあ、人生そう上手くは転がらんわな。しゃーない。
それでも、「お花見しようか」って、無計画に言っても次の日になんとか会える距離に近づいた。今後は愛知と神奈川でなく、岐阜寄りの愛知県民と静岡寄りの愛知県民として楽しくやってこうと思う。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?