晩秋のりんごたちのゆくえ
11月某週末、農協秋の大収穫祭なるものがあった。
「秋の大収穫祭」ってこれ、字面だけでオラワクワクすっぞ状態ですよね。これは農協散財女として見逃さずにはいられない。
いつも通ってる農協、たまたま歩いて行ったけど正解だった。農協に入るための道に大収穫祭渋滞が起きていた。
草木花がわっさわさ
レモンやおみかんの苗、お花がたくさん🌼
おだんごの屋台
いい匂いにつられて屋台へ。
あいちのかおりを使った有松だんごに、地元のたまりしょうゆ。
おじいちゃんおばあちゃんがたくさんいる中、ひとりでひたすら食べ物を漁っていた。
りんご天国に遭遇🍎
りんごの屋台発見!!なんと、詰め放題をやっているではないか。どおりで軽く人だかりができているわけだ。
コンテナごとに色々なりんごの品種が山積みになっていて、どれを詰めても良いらしい。さっそく500円でチャレンジすることに。
お店のおばあちゃんから「しっかり伸ばしてから入れるんよ!」と袋を渡されスタート!(親切)
秋映、ふじ、紅玉、王林、シナノスイートが詰め放題。素晴らしい。
強欲さが出るな。
「これセーフっすか……?」とおずおずと聞くと、お店のおじちゃんから「もう一個いけるね〜」との回答をいただきました。まじか。
最終的に「ほいよっと」と2個ほど袋におまけも入ってお渡しされた。ありがとうございました。
この日の農協散財
ゆずとざくろが出ていたので思わず購入。そして立派なシルクスイートを見つけてこちらもゲット。りんごですが、予想を上回る13玉をお持ち帰りすることに。姫りんごと普通のサイズの中間って感じ。
毎日食べるのにちょうどいいサイズで、日々りんごを一玉ずつ食べる生活が続いた。が、日が経つにつれ少し味が落ちてくるものである。さて、そろそろおやつにしようか。
手のひらサイズのりんごちゃんでアップルパイを焼くとしよう。
半分に切って芯を落としたら、5ミリ幅くらいの切れ目を入れていく。
グラニュー糖をふって4分レンチンしたら、切れ目にバターを塗りこんで溶けるまでしばらく放置しつつ冷ます。
透明な赤色になってたらオッケー。これでりんごの下ごしらえは終わり。
冷凍パイシートをりんごに合わせてカットして、オートミールぱらぱらしたら、りんごを丸ごとオン🍎
上に被せるパイシートは格子状にカットしておきます。みよ〜んと伸ばしながらりんごを覆います。
フォークですみっこをぎゅむぎゅむ。
ぎゅむぎゅむし終えたところ。このあと牛乳とメープル混ぜたのを刷毛で塗って、オーブン200℃で16分。
完成
こんがりさくさくに焼けました。丸ごとアップルパイの完成〜!!🍎🥧皮付きで丸ごと入れるといかにもりんごって感じでカワイイ。
焼き立てを頬張るとしましょう。紅茶をいれたらほら、もう至福の時間ですね。
はあ〜〜さくさくのパイ、ジューシーなりんご。いっけねえ、、カスタード入れれば良かったな……!!!今度作る時カスタード必須と心のメモに書いたのに!!食べてる途中で思い出すなんて。悔しすぎる。ぜってーまた作る。
りんごオールスターズ🍎
品種ごちゃ混ぜ、ごった煮にしていきます。
一個分のみすりおろしにして、残りは全部角切りにして鍋へドーン!正味250gあったので、グラニュー糖125g。
最初は強めに加熱して、果肉から水分が出てきたら中火にしてあくとりあくとり。悪ではない。だが許さん。
これは果物を煮る上で大事なことですが、一旦寝かせると透明度がぐんと上がるんですよ。メゾンボングゥのコンフィチュール作りも下煮をして一晩寝かす工程があるのですが、ジャム作る時も数時間寝かしたら格段に楽になった。
仕上げにレモン果汁を大さじ1ほどいれたら完成。出来上がったジャムを煮沸した瓶に詰めていきます。
完成🍎
瓶みっつぶんできました。できたてとろとろのジャムを味見したくて、冷凍室からとっておきパン屋のブリオッシュ食パンを解凍しちゃうよ〜!!
ブリオッシュにりんごジャム、最高だねえ。
果肉の形はけっこう残ってるんだけど、噛むとしっかりジューシーで、とろっとしている。めちゃくちゃ美味い。明日の朝も食べようと誓う美味さ。
りんごたちのゆくえ
煮るなり焼くなりされたりんごたち。こんなにいたけど、わりとあっという間に平らげてしまった。今年は大好きなアップルパイも焼けたしジャムも作れたし、感無量である。もうすぐ12月で冬本番、旬がまた移り変わっていくね。
晩秋を閉じ込めたジャムは日持ちするので、しばらく楽しめそう。では今週末、これにて。
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