30秒でコーチング:全方位的傾聴
忙しい毎日の合間でも、いっしょにコーチングのスキルを少しずつ身につけていくことができる30秒でコーチングシリーズ。
今日も、じっくりと読んでみても、さっと目を通すだけでも、きっと新しい発見が待っているはずです、はずなんですよ。
昨日につづき、今回ご紹介するのは「集中的傾聴」というテーマ。
(関連する記事はこちら!一応シリーズのつもり)
これまでのおさらい的なことでいくと、内的傾聴は、自分の声を聞いている傾聴状態。内省に的しているけど、コーチングのコーチとしては、避けたい。次の集中的傾聴は、コーチング中のコーチが相手に向けて集中している状態。より深く相手のことを観察できている状態。じゃっかんフローというかトランス入りかけな感じ。
どうやって伝えようかと悩むレベルの概念。
集中的傾聴でも、相手のことを深く感じているわけなのですが、
全方位的傾聴状態のコーチはそれ以上を感じられる状態にあるといいます。
その状態では、たとえば相手の存在とでもいいますか、相手の雰囲気、佇まい、目線や手遊び、それらの情報を人一つ解釈するのではなく、より大きくより広く相手のことを感じれることを指しているようです。
言葉の定義では相手の「空気」を読む、といったような状況。
これは、個人的な解釈としては相手の在り方を感じられているか、ということなのかなと。決して言葉にした内容や態度自体の奥にこそ、もしかしたら感じてほしい相手の想いなどがあるのかもしれない。
一つのヒントとなる言葉は「波長をあわせる」かなとあちこち読んでいておもったわけです。ラジオのチューニングみたいに、相手の何かが届いている状態でそれを読みとけるように、自分のチャンネルをあわせにいく、そういう事ができれば、それはきっと全方位的傾聴の状態といえるのかもしれないですね。
そんな全方位的傾聴を体感してみたいって、おもしませんでしたか?
コーチングの練習もぜひとも、ご一緒できると嬉しく思います!