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麗し春の恋は

麗し春の恋は
花咲く乙女の美学、とのこと

上記はアニメ 桜蘭高校ホスト部 OP「桜キッス」の一節である
見たことないのにこの曲は聞いたことあるしなんならノスタルジックな気分になってしまうな。何故。と思ったら、昔死に物狂いで漁っていた手書きMADなどで自然と履修していたのだと思う
手書きMADについてはニコニコ大百科を参照いただきたい

桜蘭高校ホスト部(部と書いてクラブと読む)
原作は少女漫画である
地元の行きつけの美容室に漫画があったので行くたびに読んでいたが、どこまで読んだか忘れて毎回第1話から読んでいたため実は全く知らない、あの漫画である

そして新年早々、エンドレス第1話の沼に落ちたままのあの日の自分をなぜか突然救いたくなり、2日かけてメチャクチャ読んだ

以下、あらすじ

上流階級の家柄の息子や令嬢ばかりが通う私立桜蘭学院高等部特待生1年の藤岡ハルヒは、勉強ができる静かな場所を求めて南校舎の第三音楽室に辿り着く。
しかしそこは「暇をもて余す美少年が、同じく暇をもて余す女生徒をもてなし潤す」ホスト部(クラブ)なる集団が営業していた。

不注意から、校内オークションに出展予定だった「ルネ」の花瓶を割ってしまったハルヒは、弁償金800万円の返済のため「ホスト部の犬(雑用係)」となるが、眼鏡を外した素顔が美形だったことから接客係に格上げとなる。
そして借金帳消しの条件として、100人(後に1000人追加)の指名客を集めるノルマを課せられ、ホスト部員としての第一歩を踏み出す。
しかし大きな問題が……。
ハルヒは「女の子」だったのである。

かくしてホスト部隠れ紅一点のハルヒと、それを知った部員達との関係と思惑は、様々な出来事を経て次第に変化していくのだった。

桜蘭高校ホスト部 - Wikipedia

「女の子」だったのである。
いつか声に出して読みたい文章である

「セレブな学園」が舞台の場合、何しても様になる(?)から面白い
例えば、前触れのない突然のダンスパーティー、そこでのハプニングキスもあっさり馴染んでしまう、きらめく謎世界なのである

そしてセレブ学園に通う御曹司キャラはそのお家柄ゆえ、跡取り問題とかなんとかで親との関係がゴチャつく場合が多く、家庭環境が複雑化しやすい
そのため、自分の感情が迷子になる子が非常〜〜〜〜〜〜に多い。気がする。

この手のキャラは恋心を自覚するまでにかなり時間がかかる
しかも、自覚したところでお家柄特有の問題が次々と立ちはだかるため、本当に好きな人と結ばれるまでに少年少女たちはあらゆる権威と戦わなければならない
このへんがセレブ学園ラブストーリーの醍醐味の一つといえる

私はセレブ学園ラブストーリーが好きだ
なぜなら、上記のような感情迷子拗らせキャラが確実に存在するから

私も自分の感情に無頓着(ギリギリまで追い詰められないと心身の異常に気付けない)なので少しだけ理解が及ぶ部分があるため、感情迷子な少年少女らが恋心を自覚しちゃった時、私まで異常に恥ずかしくなるわけだが。
この一連の流れを追うのがとにかくメチャクチャ楽しいのである

そう、セレブ学園ラブストーリーは、少女漫画は、読むだけで無責任なときめきを得られるのだ
少女漫画、最高の娯楽だぜ…

桜蘭高校ホスト部員達が思い出させてくれた尊い感情である

桜蘭略は主人公や周囲の人間もほとんど感情迷子ちゃんだが、ライバルを出し抜いたりすることなく、互いに協力してそれぞれの感情を紐解いていく
ライバルとの奪い愛も良いけど、譲り愛の方が個人的には好きだ
前者は火が似合うが、後者はもはや光り輝いてみえる
灼かれて死ぬなら光が良い

こういう漫画読んでても「推し」を見つける才能があるのですが、本作品は環と馨がヤバかった
環の「健全な家族」への執着、狂気的な善意と圧倒的ギャグセンス(無自覚)、馨の優しくて深い兄弟愛と自己犠牲精神がオタクの心にダイレクトアタック
ちなみに環はENFJ、馨はINFJらしいです。なんかすごい恥ずかしくなってきた。好きだ。

環の圧倒的ギャグセンスでお察しの通り、ギャグ要素も多めなので普通に笑いながら読ませていただきました
なんで少女漫画家さんってギャグセン高い上にラブコメの塩梅上手いの?好きだ。

というわけで私は久しぶりに「恋」を眺め、春を先取りした気分で、無責任にときめくことに成功した

ところで、「ホスト部」ってマジで何?

おわり

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