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自己紹介 なん度目かのはじめまして


大学教員の松井克明と申します。もともとは出版編集者をしていました。頭の中を整理する意味で自己紹介を書いてみますね。

大学教員としての経歴から

大学教員としての経歴から。
詳しくは、多くの大学教員が登録するリサーチマップをみていただければですが、以下のような略歴で、この4月から仙台にきています。

松井 克明 (Katsuaki Matsui) - マイポータル - researchmap

2017年9月- 2021年3月 八戸学院大学ビジネス学部ビジネス学科講師
2021年4月- 2024年3月 青森明の星短期大学子ども福祉未来学科准教授
2024年4月(現職)  東北福祉大学総合福祉学部福祉行政学科准教授

仙台は青森と比べると坂と自動車が多くて多くて。
専門は財政学、地方財政論です。
ファイナンシャル・プランナー(CFP)の資格も持っているので役に立つ話、公務員試験に必須のテーマを中心に授業をしています。

noteには以前に以下のような記事も書いています。
(だから、「はじめまして」ではないのです)
八戸学院大学にいたときの記事ですね。
1965年の相米慎二 青森県田子町相米をたずねて①|松井克明 (note.com)
毎年、夏休みに行われる田子町の相米映画まつりは今年は中止だそうです。

近況としては

⓵博士論文の出版
研究活動としては「米国州における企業課税改革の研究 ―課税ベースをめぐる議論を中心に」(立教大学大学院経済学研究科博士学位論文 2021年11月)のあと、この論文を『米国ラストベルト州の減税政策 ―企業課税をめぐる議論を中心に』として出版するために加筆修正作業を進めております。派生する修正取引高税にも注目していきたい。

②アメリカの税務会計の減価償却(即時償却)の研究
昨年まで青森公立大学院で会計学を学んでおり、「即時償却に関する制度的考察 ーアメリカ型キャッシュフロー法人税を題材に」(青森公立大学大学院博士前期課程修士論文 2024年3月)をまとめたことから会計理論学会にも所属し、会計のオルタナティブを探っています。

③社会福祉法人会計のオルタナティブの一考察
アメリカの研究も興味深いですが、地方住みの研究者としてはやはり国内問題も。また東北福祉大学に赴任したことから、社会保障論分野の研究も進めており、社会福祉協議会を事例に、介護保険問題を取り上げています。
訪問介護220カ所廃止や休止に、現実になってきた〝ヘルパーが来ない未来〟 「あんなにバッサリやめるとは…」社協が相次ぎ撤退(47NEWS) - Yahoo!ニュース

 に見られるように社会福祉協議会の訪問介護事業の撤退が相次いでいます。訪問介護部門は、社会福祉法人会計基準によって赤字が算出され、撤退が決定されていますが、介護事業の運営事業者には非営利組織による運営を基調とし、非営利組織である社会福祉法人において赤字=撤退という考え方ってどこかおかしいよねっていう視点で、介護保険まわりの会計のとらえなおしを行えないかと考えています。

今後の課題

このnoteでは取材メモ、読書メモなどをまとめていきます(学生さんにもみていただけるように)。しばらくは、後期科目の「財政学Ⅱ」、「現代社会と経済」の準備をしながら、書き込んでいく予定です。以下は、関係する今後の課題メモ。

①博士論文を見直す中で、「トランプ政権も,2017年税制改革法に基づく“Opportunity Zone”の活用により地域投資の促進をはかった」とあり、その検証。
②介護保険の地域付加価値分析、介護保険も地域経済を支えているのではないか(ジャーナリスト的な検証も)。

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