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身体が知らせる整体の世界

愛光流の整体は指を使って、みなさまの背骨がどのようになっているのかということを観察していきます。

背骨はまっすぐにそろっているものだと思っていますが、そうではありません。あっち向いたりこっち向いたり、がんばったり怠けたりを背骨もしています。
 
ちなみに背骨の数はいくつあるかご存じですか?
たとえば首の骨、頸椎と言われている骨の数は七つです。
哺乳類は全部七つだそうです。
キリンも七つ、ゾウも七つです。
キリンは首が長いですから、首の骨も20個も30個もありそうなものですが、首の骨自体は七つだそうです。
われわれ人間も哺乳類ですから、法則にたがわず七つです。
 
頸椎を上から数えて四番目の頸椎四番という骨。
頸椎四番という骨は耳に関係しています。
ですので、頸椎四番に狂いが生じてくると、耳鳴りを発症したりとか、肩こりが起きたりとか、いわゆるメニエルといわれているような状態にもなります。
 
そして耳の異常が起きてくると、足のむくみが起きやすくなります。
耳は整体の観点から申しますと、腎臓と関係があります。
耳鳴りがする、足がむくみやすい、頷く際に少し傾いて斜めに頷く。
こういうような人は腎臓に異常があると考えます。
 
腎臓の異常は歯の異常にもつながります。
歯が痛い、直ぐ腫れる。
カルシウムの量も腎臓との関連が深いです。 
骨がもろくなりやすいのです。
 
ただ頸椎四番、首の骨の四番目が狂うというだけで、これらの現象が起きてくるのです。
 
病院に行くと、歯のことは歯科に行かなきゃいけない。
耳は耳鼻科に行かなきゃいけない。
カルシウムの量が下がってきたら内科に行かなきゃいけないです。
少なくとも3つ4つの病院に罹らないといけない。
 
それらをひとまとめにして、頸椎四番というポイントで観る整体はすべてに対応しています。
だからなのでしょうか、いろいろな人が整体にお越しになられます。
 
整体はひとりの人を長く観ていきます。
腰が痛いから来たので治ったからもういいですとか、20回のコースのチケット買ったので一杯になったから終わりますとか、長い時間揉んでほぐしたからそれでいいんだとは考えていないんですね。
人間の身体をポイントを絞っていきながら、長く長く観ていくというのが整体です。
 
おもしろいのが、何もないのに整体に来る人がいらっしゃるということ。
病気も痛いところもないのに来る。
毎週欠かさず来る。
なんなら週に2回も来る。
困った人は整体の予約はしないのに来る。
それくらいみなさまに密着しているのが整体でもあります。
 
私からそういったみなさまにお伝えしたいことは、せめてお電話いただいてから、お越しになられてください。
 



読んでくださってありがとうございます。とてもうれしいです。