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捻じれているのは根性ではありません

 身体が捻じれるといろんなところが捻じれてきます。身体だけでなく根性も捻じれてきます。他人の意見に素直に耳を傾けることができないのも捻じれているからであって、その人の根性とか性格が悪いのではありません。他人の好意を素直に受け取ることができないのも、その人の根性とか性格が悪いわけではありません。

 身体が捻じれてくると誰もがそういった傾向を示します。

 素直になれないと言って悩んでいる人は、単に身体が捻じれているだけかもしれません。


捻じれる身体と捻じれたおへそ

 秋になりました。肌寒く感じますね。むすこが半袖のシャツを着ていたのですが、肘に手をやるとずいぶんと冷たかったです。むすこにも言いましたが、ぼちぼち長袖のシャツに着替えてもいいと思います。

 気温が下がって寒くなってくると、身体は捻じれてきます。だいたいが腰椎3番という骨が中心となって、なのですが身体が捻じれてきます。

 何となく姿勢を観ていても捻じれています。ちょうどボクシングのファイティングポーズのような恰好。足を前後にして構えています。ボクシングのボクサーが両足を並べて立っている姿はあまり見ませんよね。ボクサーは足を前後にして構えます。身体を捻って立っています。

 捻じれた身体は普通に立っているようにしていてもボクサーのように足が前後しています。ボクサーほど大きく前後してはいませんが、どちらかの足先が前にあります。先ほど腰椎3番を中心に捻じれてくるといいましたが、腰椎3番とはおへその裏側にある骨です。腰椎3番が捻じれるとおへそも捻じれます。

朝晩の冷えと捻じれた身体

 秋が深まってきて、朝晩の冷えを感じるようになりました。日中は日によってまだまだ気温が上がることもありますが、秋の特徴としては朝晩と日中の寒暖差です。寒暖差があると冷えをより強く感じてしまいます。

 日中はそれなりに暖かいですから、身体は油断しています。油断している身体に急激に冷えが入るのが問題です。

 そして冷えが入ると身体は捻じれてきます。

捻じれているのは根性ではない

 捻じれた身体。おへその裏側を中心に捻じれます。おへそも捻じれます。昔の言葉でへそ曲がりと言いました。最近はテレビの影響もあって鼻つまみでしょうか。

 心が曲がっていて、性質が素直でないこと。

をへそ曲がりと言うそうです。

 しかし、へそ曲がりの心が曲がっているわけでも、性質が素直でないわけでもありません。身体が捻じれているだけです。

 冷えてくると身体が捻じれてくる=へそも曲がってくる=へそ曲がりになる=心や根性がねじ曲がってくる。

 ということは素直な心を取り戻すには身体の捻じれを改善すればいい。

 そして、気温が下がって身体が冷えてくると、へそ曲がりのような人も増えてくるということですね。

捻ると捻じれた身体は戻ってくる

 捻じれた身体ですが冷えを改善するのが一番です。冷えを改善するためには単純に温めましょう。そして冷えない工夫をしましょう。

 温めましょう。冷たい飲み物はそろそろ控えて温かい飲み物に変える、湯船にしっかりと浸かるようにする、愛光流では背あぶりというものもおすすめしています。

 冷えない工夫として長袖のシャツに変える、1枚多く羽織る、ストールなどを使うのもいいですね。おしゃれな人はおしゃれな感じでコーディネートしてください。

 冷えが原因の身体の捻じれは改善してくるでしょう。そして捻じれてしまった身体はもっと捻ってやることで改善してきます。これは生きている人間だからできる業です。死んでいる人間にはできません。生きている人間には生命力や抵抗力、欲求や願望があります。それを活用し、生きている力を利用して捻じれを改善する方法です。

 しっかり身体を捻っていると身体だけじゃない捻じれた他の部分の捻じれも取れてきますよ。捻って捻って誰よりも素直な自分を取り戻しましょう。


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