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秋のおとずれ 夏の疲労と心臓

夏の疲労と寒暖の差を気にしないといけない季節になりました。

立秋が訪れ、暦の上では秋になったとはいえ、まだまだ暑い日が続いていたのですが、台風が通り過ぎたとたんに少し気温が下がってきたような気がします。

日が暮れるのも少し早くなってきたようです。雲のかたちも徐々に夏の様子が終わろうとしています。

この時期になってきますと、朝晩の寒暖の差が出てきます。

この寒暖差が身体にとってよくない影響をあたえます。


夏の暑い間に身体は熱を放散しようとしています。そこに急激な気温の変化ですから、とても対応することができないのです。

しかも、これだけ暑いのですからクーラーを使う人がほとんどだと思います。ぼくも使ってもいいと思いますよ。暑さに耐えて仕事をするのはみんな苦痛ですから。ぼく自身も苦痛、お越しになられる方も苦痛だと、誰もいい気分にはなりませんから。

整体ではクーラーの風は秋の風と考えています。夏の身体にクーラーの風を浴びていた身体はどうなるのでしょうか?

それでも真夏の暑い時期には大きな影響はなかったかもしれません。しかし、気温が下がってきたこの時期になると、さまざまな不調が出てきます。

まず夏の疲労は心臓に出ます。この心臓が原因で咳が止まらなかっり、皮膚炎を起こしたり、呼吸がしにくく、息苦しさを感じたりします。この心臓の疲れは神経系の疲れにも直結し、夜寝にくくなったり、寝ついたのに目が覚めてしまう。目が覚めた後になかなかもう一度眠れない、などの状態になります。

この場合は左手のひらをしっかりと押さえることで解消できます。左手のひらをじーっと押さえて、少し息が楽になる、息が深くなる、といったことが感じられる人は夏の疲れが出てきているのかもしれません。

ちなみに左手のひらの中央が右に比べて青黒くなっていると、かなり心臓が疲れている証拠ですので、しっかり押さえてください。


さて、秋の風を受けた身体。徐々に冷えが入りだしてきています。もう冷え?って思うかもしれませんが、冷えの影響はあちこちで観られるようになってきています。


冷えが急激に入ると血管の収縮が急激に起こります。その影響から、片頭痛を起こす人や心臓の不調を訴える人が出てきます。


秋には朝方に冷えが入ります。日中の活動中はまだ暑いくらいですから大丈夫なのですが、気温が上がりきらない朝の冷えには無抵抗になってしまいます。

このような場合には朝の足浴がおすすめです。

普通、人間には季節の変化とともに身体を変化させ、生活を変化させていくオートマチックな機能が備わっているものなのですが、現代において、その機能は退化してきています。


その結果、さまざまな症状やさまざまな状態を生み出しているのです。季節の変化に対応するためにも身体のケアをしっかりと行いましょう!


左手のひらを押さえること、朝の足浴をすること。

です。


本日もお読みいただき、ありがとうございます。

読んでくださってありがとうございます。とてもうれしいです。