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相性の話を少しだけ

相性の話を少しだけ

今日は9月1日です。世間的には9月は今日から始まると思うのですが、暦の上ではまだ8月、申の月です。9月7日からが酉の月になり、正式の来月となります。

暦をやったり、意識して生活をしていない人にとってはどうでもいいことかもしれませんが、知ってみるとそうでもない。

暦を意識して生活することは大切なことです。

こういったお話になると、占いやおまじないのような類に思われる方が多いと思いますが、ただ単に占いやおまじないにしてしまうのはもったいないんじゃないのかな?って思ってしまいます。

最近、占いは流行しているように思うのですが、ほんとうないろいろな占星術があります。カードをめくっていろいろ言うものもありますし、動物にたとえてみたり、野菜にたとえてみたり、さまざまです。

ぼくがやっている四柱推命は五行にたとえて観ていきます。

占いといってみなさんが興味があるのは他人との相性ではないでしょうか。

今日は相性のお話を少しだけ。

相性にもいろいろある

一言で相性といってもいろいろあります。

向いているとか向いていないというのも相性だと考えると、それこそ無限にあるようにも思えるのですが、今回は他人との相性にテーマを絞らせてください。

それでもいろいろあります。人間関係の相性ということですが、ビジネスパートナーとの相性、上司との相性、部下との相性、意中の異性との相性、恋人との相性、夫婦の相性、家族関係の相性、友人との相性などなど・・・ほんとうに様々です。

ただ、結論から言わせていただきますと、相性が悪いからダメというものではないということです。相性とか運勢とかの話をすると決まって、だからダメなんだというふうに結論付ける人がいますが、それはほんとうによくありません。

相性が悪い人と一生付き合わなくてもいいというわけにはいきません。

お仕事での得意先の担当者と相性が悪いからといって、その得意先の担当から外させてくれ、と上司に進言するのでしょうか?そういうことを言うと上司との関係が悪くなりますね。だからといって上司との相性が悪いからだ、とはなりません。

相性が悪いなら悪いとわかったうえで人間関係を構築する手立てを考えないといけません。占いをするだけの人は相性の是非だけを言っているので解決策はなにもないのです。

もうひとつ例を。十年近くお付き合いをした恋人がいたとしましょう。その方とご結婚を意識する間柄になりました。そこで相性を観てもらう。その相性の結果次第では結婚されることをやめるのでしょうか?占い師に相性がよくないからと言われたから。

そしてそのお相手とお別れすることを決意するのでしょうか?占い師に相性がよくないと言われたから。

そんなバカげたことはないと思っています。

相性を観るときの基本的な考え方

相性を観る方法はその流派とか何を使って観て行くのかにもよると思いますので、ぼくは四柱推命の話をしたいと思います。

四柱推命では生年月日から八字とか命式と呼ばれるものをたて、それを読み解いていきます。

たとえば本日2020年9月1日の14時30分に生まれた人がいたとしましょう。その人を四柱推命命式で現しますと、

時 日 月 年
丁 丁 甲 庚
未 未 申 子

となります。(ちなみにこういった生年月日を推命命式に変換することは無料のアプリやサイトなどでもありますので、検索してみてください。みなさんご自分の推命命式や家族や友人、恋人のことは気にかかりますから)

それだけわかっても、どういう意味なのかがわかりませんが、観て行くコツというかルールがあります。

それが五行の相剋相生理論です。


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これですね。

実線矢印(→)が相生。点線矢印(⇢)が相剋の関係です。

相生の関係は木が火を生み、火が土を生みます。土が金を生んで、金が水を生む。そして水が木を生みます。そのような流れを相生といいます。

相剋ですが、木が土を剋し、土が水を剋します。水が火を剋し、火が金を剋します。金は木を剋します。

これが基本ベースです。相性もなんでもそうなのですが、四柱推命では五行相剋相生理論を基に観て行きます。

たとえばあなたが木の人だとしましょう。

水の人は相生の関係でエネルギーをもらっていたり、支えられていたりします。木を生んでくれるものが水だからです。

一方で金の人は木の人であるあなたと剋の関係になります。金は木を剋します。金は金属ですので、金属は斧になって木を切り倒しに来ます。剋とはそういう関係性です。

これだけではありませんが、大まかにはこのように相性を観て行きます。


ビジネスでの相性


ビジネスでの相性ですが、仮に得意先の担当者さんが木の人であなたが水の人だった場合、得意先の担当者はあなたのことをとても頼りにするでしょうし、あなたが頼もしく見えるでしょう。そういった意味ではビジネスはうまくいくでしょう。しかし、あなたの側からすると頼りにならない、あまり仕事をしない担当者だなぁということにあります。

仮にあなたも担当者さんも木の人だとしますと友人のように対等の関係性でお付き合いができるでしょう。そういった意味では言いにくいことも言える一歩踏み込んだお付き合いができるかと思います。しかし、悪い面で出てしまいますと、なぁなぁの関係になる可能性もあります。

ビジネスでの相性はほかにもいろいろと観方があり、とてもここではお伝えすることが難しいです。

ビジネスの相性は配属や人事にはとても重要です。

詳しく知りたいという方はホームページからご連絡ください。



異性との相性


さて、相性といいますと気になるのが異性との相性です。恋人とか気になる人とかご夫婦の間柄でも相性というのは気になります。

義理の母とか父のありますが、それはまた個人的に。

さて、異性との相性です。

なんでこの人が気になるんだろう?今までのタイプとは全然違う。なのになぜか惹かれてしまう。それは運命でも何でもなく四柱推命で解説できます。

五行相剋相生の関係でいいますと、仮にあなたが土の五行の場合、お相手が火の五行だとするとその人といてあなたはとても落ち着くし、うれしいし、安らぐものです。あなたを現す土を強めてくれる火の人と一緒にいることはあなたにとって重要なことだからです。

異性の関係だと好きな相手に対しても照れくさくてイジワルをしてみたり、心にもないことを言ってしまったりすることがあります。

あなたが土の五行の人だった場合、相手が水の人だった場合、あなたの言った一言やついついしてしまったイジワルは相手に深く突き刺さります。

同じことをしても相手が金の人だった場合、あなたの言動は相手が気になるという類のものになります。

異性との相性に関しても、もっと詳しい観方があり、今回書かせていただいたことだけでは判断できないものですが、詳しく知りたいという方はホームページからご連絡ください。

まとめ


占いの中で興味があることのひとつに他人との相性があります。

相性を観て行く方法はたくさんあると思いますが、ぼくは四柱推命をしていますので、四柱推命でお話をしたいと思います。

四柱推命ではいろいろなご相談がありますが、基本となる観方があります。それは五行相剋相生理論です。

相性というものはいろいろとありますが、今回はビジネスでの相性と異性との相性を簡単にご紹介しました。

記事を書いていても、これじゃあ全然伝わらない、全然足りないなぁって思います。

詳しく知りたいという方はホームページからご連絡ください。


本日もお読みいただき、ありがとうございます。




読んでくださってありがとうございます。とてもうれしいです。