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過去の打撲が季節を感じさせる

蒸し暑さとともにやってくるのが過去の打撲が出てきます。天気がいい日は割りといいのですが雨が降ってくると急に腰が痛いだの膝が痛いだのってなってきます。肩が痛いとか手が痛いとかいろいろあります。

それらのものは過去の打撲が強く表れています。

昔スポーツをしていた。例えばバスケットボール部だったとかバレーボール部の所属していたとかだと肘を打ったり、膝を打ったりしているのです。そういう所をたくさん打ち付けていると膝が痛いとかだんだん出てきます。

単純に膝が痛いからと言ってそれは普通の膝がおかしいというのとはちょっと違うのです。病院に行ってレントゲンをかけたり、MRIを撮ってみても何の異常も見つからない。

それは過去の打撲が原因なのであって膝関節自体とは何の関係もないのです。膝関節の中に打撲のエネルギーが存在しているという感じでしょうか。それが浮いて出てくる。過去の痛みが再現されるのです。

こういった場合はどうするかというと、打撲した箇所をとにかく叩く。よくよく叩く。打撲したところを叩くというのは整体のセオリーです。

頭を打ったら頭を叩いておく。肘なんかを机の角でぶつけたらさすったりせずに、まずは叩く。膝をドンを打ったら膝を叩きます。そうすると青あざができなかったり、打撲が残ったりしなくなります。

こんな方がいました。ある人が自転車で転んでひざを打ちました。転んだ時にこの人は整体に詳しい人でしたから、膝をパンパン叩きました。そうすると次の日に膝は全く痛くなかったそうです。正座もできたそうです。

その時に肩は痛くなかったんだけど、だんだんと日に日に肩が痛くなってきました。おそらくですが転んだ時に肩も打っていたのでしょう。でも本人さまは気が付きませんでした。膝にばかり気が行っていましたから。あの時に肩も叩いていたら今頃肩も痛くなっていなかっただろうということです。

低気圧がやってきた。雨雲が近づいてきた。そのような状況で生じる痛みは過去の打撲かもしれません。病院に行くのもいいかもしれませんが、まずはパンパンと叩いてみてください。学生時代に運動部に所属していた経験がある人はかならず打撲をしていると思います。

このように考えると人間は季節の影響を受けています。季節と共に生きています。地球に存在しているのだから当然のことなのかもしれませんが、季節と共に生きているということを、できることなら打撲以外で感じたいなと思います。


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