いい汗拭き用の手ぬぐいを探しています
台風で大変だった鳥取県。私の住んでいる場所は大丈夫だったのですが、琴浦町では「緊急安全確保」レベル5が出ました。
すごかったんですね。室内に引きこもっていましたので、「雨音がすごいなぁ」「風が強いなぁ」といったくらいにしか感じていませんでした。
本日16日は蒸し暑かった地域が多かったようです。
暑くなると汗が出るというのは、体温を分散するために働く自然の法則です。
気温が上がると汗が出ます。蒸し蒸しと暑さが増してきますとそれだけで汗が噴き出てきます。手ぬぐいやタオルを片手に汗をぬぐいます。この時期はいつも以上に手ぬぐいを手放すことができません。タオル素材かガーゼ素材のよく汗を吸うタイプの手ぬぐいなどがAmazonさんにでもあればいいのに。
今度検索してみようと思います。
汗が出ることで身体内の温度を下げようとしている反応なのです。そういった反応なのですから、汗が出るのはある意味で仕方のないことだなと思います。今日お越しになられた会員さま。女性会員さまでしたが「先生、すいません。汗をかいていまして・・・」とおっしゃられましたが、そういうものなのですから、気になさらなくてよいと思うのです。身体が熱を下げようと働いている証拠。働き者のお身体なのです。
しかし、最近では制汗剤などで汗をかくことを嫌がる人が多いようです。しかも若い人に多いらしい。若い人が嫌がるようなら、おじさんやおばさんも嫌がるのでしょう。日本は子どもに合わせる国のようです。しかし、おじさんが制汗剤をシュッシュッ振りまく姿はみっともないと思うのは私だけでしょうか。
それはともかくとして、制汗剤は汗を抑える機能があります。汗をかくことでにおいが出るのが嫌だそうです。精力的な汗はにおいもあるようですし、若くて勢いのある人たちなら多少においもするのでしょう。それが嫌だと過敏に思うこともあるのだと思います。汗はにおいを出すのが目的ではなく、体内の熱を下げることが目的です。制汗剤を多用することで汗腺が弱くなり、身体内の熱を自力で下げる能力が衰えてしまったらどうするのでしょう。
私はこれは汗が云々という問題だけではなく、人間と自然の関係性の問題だと思います。汗が出るというのは生き物が自然の環境に合わせる働きなのです。
気温が上がり、とても暑い環境に身を置くとします。その時に体内の温度はどんどん上昇します。体内の温度が上昇し過ぎたら、機能不全を起こしますので、それでは困る身体は汗を出し、熱を放散させようとします。これは暑さという環境に適応する機能です。環境と共存しようとする人間が制汗剤を大量に使用するというのはおかしな話だなと思うのです。
使わない筋肉が衰えるように、使わない記憶が薄れていくように、使わない機能は「いらない」と判断されて失われていくようです。
汗は体内の温度を下げるとても重要な機能です。そしてそればかりではなく、環境という他者に対して受け入れよう、共に歩もうという姿勢の表れでもあります。整体をする私からしますと汗を積極的にかこう、です。
そしてしっかり拭こう。汗もかきっぱなしだと身体に毒となります。しっかり拭き取ることが大切です。
いい汗拭き用の手ぬぐいを探しています。
読んでくださってありがとうございます。とてもうれしいです。