ぼくが風水をおすすめする理由
何事においても守るとか攻めるとかってありますが、風水って攻めるよりも守ることだよなって思いました。
愛光流からだと心整体には整体に来られる会員さまの他に、四柱推命鑑定に来られる会員さま、風水のご相談に来られる会員さま、その他にもいろんなご相談に来られる方がおられます。
四柱推命や風水のご相談の方におきましては運がどうこうとか思っている方が多く来られるわけです。
これまであまり運がよくなかったとか、いいことがなかったんだとか。もしくはこれからこういったことをして行こうと思っているのだが、どうだろうか?とか。
そういったご相談を受けることがあります。
その中で今回は風水の話をしようかと思います。
愛光流からだと心整体に風水のご相談をしてくださる方は、大きく分けてふたつのパターンがあります。ひとつは個人宅の方。もうひとつは事業をなさっている方、会社とか事業所、オフィス、工場、店舗などです。このふたつにおきましては、方法は同じかもしれませんが、考え方や目的が大きく異なります。
事業をなさっている方、会社とか店舗とかに関しては、基本的にはお金のこと、財のこと、お仕事のことを第一に考えていくことになります。
一方、個人宅の場合には、経済面のことはもちろんのことですが、健康面も考慮しないといけません。
会社や店舗でも健康面も大事になりますが、どちらかというと経済的な部分に重きを置くことになります。
風水をやろう!ということになりますと、どうしてもプラスの効果、たくさん収益が上がるとか、病気が治癒するとか、そういったことを願ってしまいます。
そういったプラスの効果を期待して、風水をやろう!ということになるわけです。
しかし風水の場合、たしかにそういったようにプラスの効果を倍増しようとする方法もあるのですが、ぼくの印象ではどちらかというとマイナスの効果を減らそうという考え方のほうが大きいように思うのです。
たとえば、ある方位はそのお宅の世帯主にとってよくない方位だったとします。そしたら、その方位を守る方法を獲るのです。
たとえば、そのお宅のご家族の寝室がよくないエリアにあって、その結果、ご家族の方が体調を崩されていたとします。
その場合には単純に寝室を変更してもらうか、寝室のエリアに対しての対処を行います。
どちらかというと現場においても、そのような判断をすることが多いと思います。
みなさんは、何となくテレビ番組とか雑誌の影響で風水の必殺アイテムのようなものがあって、それを部屋の中に飾るといい運がどんどん舞い込んできて、健康になったり大金持ちになったりすることができるのが風水じゃないか、って思っておられるかもしれませんが、それは大きな間違いです。
運氣の滞りをひとつひとつ削っていき、よい運氣が流れてくるように考えて行くのが風水なのです。
そう考えると、風水というものは攻めるというよりは、守ることに重点をおいた技法なのではないか?と思います。
野球でもサッカーでも勝ち負けのあるスポーツで安定した成績を残そうと思ったら、守備の安定が欠かせないという話を聞いたことがあります。
攻撃がいくら優れていても、守りの安定がないと長い間、安定して成績を残すことができないそうです。いくら4番バッターが全部の打席でホームランを打ったとしても、出てくるピッチャーが次から次へと打たれてしまったり、味方の守備がエラーをしてしまうと、なかなか試合に勝つことができません。
ゴルフとかでもそうだと聞きます。ゴルフも何日かかけて争うのですが、その中でも調子の波や試合の流れというものがあり、よくないときに如何にがまんできるか?大きくスコアを崩さずに乗り切れるか?というのが大事だそうです。苦手な難しいホールでも大きくスコアを崩さないようにすることも大事です。それができるのが強いゴルファーだそうです。
それと同じように、われわれが生きていく中でもいいときもあれば悪いときもあります。いいときばかりで過ごしていきたいと思うものですが、どうしてか、そうもいかないようです。
そんなときにどうやって乗り切るか?どうやって運を切りひらくか?
それをするのが風水なんだと思います。
ご依頼を受ける中でいろいろとこうした方がいいですよとか、ここはこのようにされたらどうですか?とかお話をさせていただくのですが、ぼくが風水の魅力として一番だなと思えるのは、守りの改善だからです。
圧倒的な強い武器を身につけるのもいいのかもしれません。でも、よりナチュラルなじぶんを保つための方法を身につけることは、それと同じくらい大切なことだと思います。
守りを固めているからこそ、攻め手に転ずることもできます。チャンスが来たときに体力がなかったらつかむことができません。チャンスが来るのを待つことすらできないかもしれません。一か八かの勝負はできたら避けた方がいいのです。
やってやろう!って思うときほど攻めることに目が行くのかもしれませんが、守りの改善である風水こそ、切りひらいていくために必要ではないかと思います。
本日もお読みいただき、ありがとうございます。
読んでくださってありがとうございます。とてもうれしいです。