暑さで眠れない人のために
連日暑い日が続いています。
こういう日が続きますと、暑くて夜眠れないとか、息苦しいという人が出てきます。
回復には寝るしかない
人間はほんとうに休もうと思ったら眠るしかありません。積極的休息とか消極的休息とか言いますが、ほんとうに休もうと思ったら寝るのが一番。身体を回復するのには眠りが必要なのです。
決して運動をして汗をかいたり、映画を観たり、美味しい食事をしたりしても休息にはなりません。
映画を観たり、美味しい食事をして楽しい時間を過ごすことで、心の栄養や精神の休息にはなるかもしれませんが、身体はそれでもダメージを受けています。
もちろん普段、お仕事で受けています猛烈なストレスに比べるとごくごくわずかでかわいいものなのかもしれませんが、それでもストレスを受けています。ストレスからダメージを受けています。
ですので、夜眠れないというのはたいへん具合が悪い。ぼくたちは毎日仕事をしてある一定の収入を得ないと、生活していくのが困窮していくわけですから、お仕事がある人は、その仕事をこなしていかないといけません。毎日毎日です。
内臓の回復には
働くことで、生活の糧を得ているぼくたちにとっては、身体がいい状態、健康な状態に回復しているのは必須条件になります。
人間の頭や心、精神とは違って、内臓のはたらきは眠らないと回復しません。
たとえば朝起きたときの二日酔いのときなんかそうです。いろいろなクスリを飲んでみたり、ウコンの力を借りてみてもなかなか回復しません。でもほんのわずかな時間でも眠るとマシになりませんか?
肝臓のはたらきは睡眠が足りていないと低下します。はやく前日に飲みすぎたアルコールを解消しようとしたら、眠るのが一番いいのです。
ほんとうなら二日酔いの日は午前中だけでも休みにして寝るのがいい。それが結果的に早いのですが、そうはいかない場合、戦力にならないとわかっていても出社しないといけません。
まぁそれくらい内臓の回復と睡眠は関係が深いのです。
エアコン戦争
連日続く暑さの影響でなかなか眠ることができない人が多いです
暑さで参ってしまって眠ることができない。
熱中症を予防するためにエアコンを使うのは当然のことですが、エアコンが苦手だという人もいます。
若い女性に多いと思うのですが、エアコンで冷えてしまう人。
男性はエアコンの温度を低く設定しがちなんですけど、女性は案外そうではありません。
エアコン戦争っていうんですけど、女性の職場に男性が外から帰って来て、エアコンの温度を下げる。その男性がまた外に行くと女性がエアコンの温度を上げる。
別の男性が帰って来てはエアコンの温度を下げ、出ていくとまた女性が音頭を上げる。
お付き合いしている方と同棲したり、新婚さんなんかはけっこうエアコンの設定温度でもめたりもします。
エアコン戦争は侮れません。
冷やすよい方法は?
寝るときに多少エアコンを使うことはいいと思いますが、寝ている間中、冷やし続けるのもどうかと思います。
とくに暦の上では秋になり、空の雲も秋めいては来ています。木陰にいて、風が吹くと涼しさを感じるようになってきました。
テレビのニュースでは連日の熱中症対策や猛暑のニュースが多いですが、それでも秋の様相はしてきています。
身体内の熱を効果的に冷やす方法は氷嚢を使うことです。
氷嚢を使って、頭のてっぺんの頭頂部やおでこの部分、前頭部を冷やします。
ここを冷やしますと効果的に熱を下げることができます。
間違っても後頭部を冷やさないように注意してください。
商品名は控えますが、ゲル状の枕がありますね。冷蔵庫や冷凍庫で冷やしておいて、タオルかなんかを巻いて、後頭部に敷いて寝る。
これは厳禁です。やめてください。
後頭部は体温など体内の状態を察知するサーモスタットの役目をしています。ここを冷やすことで身体のセンサーが狂います。早い話が自分は今寒いのか?暑いのか?そういうことがわからなくなる、鈍くなるのです。
冷やすなら頭頂部か前頭部を冷やしましょう。意外とすっと眠れるようになります。となりで彼氏や彼女が氷嚢で冷やしながら寝ていると、興ざめするかもしれませんが、そのときは一緒になって氷嚢してください。
まとめ
人間の身体は寒くても暑くてもストレスがかかります。
ストレスがかかった状態で落ち着いて眠ることなんてできるはずがありません。
内臓の回復は眠ることでしか回復しません。
内臓がまだまだ元気で無理が効くようだとそうではないのかもしれませんが、暑さから冷たいものを食べたり飲んだりすることが増えると確実に内臓には負担となります。
身体内に熱がこもると身体に負担がかかり、眠ることが難しくなります。熱帯夜の暑さで眠れない人が多いのはそのためです。
夜眠るために冷たい枕を使用する人がいますが、これはやめてください。ぼくがおすすめするのは氷嚢です。氷嚢で頭頂部や後頭部を冷やしましょう。
暦の上では夏は過ぎたとはいえ、まだまだ暑い日が続きます。氷嚢で効果的に身体を冷やし、熱から護りながら、身体の回復に努めましょう。
身体の健康こそが財産であるという時代がやってきます。猛暑も珍しくなくなったこの機会に熱を処理する方法を試してみられてはいかがでしょうか。
本日もお読みいただき、ありがとうございます。
読んでくださってありがとうございます。とてもうれしいです。