どこまで行っても五行という世界から逃れることはできない
ぼくは仕事上、暦を取り扱うので自分でも暦を普段から気にするようにはしているつもりです。
朝起きたら、あぁ今日は○○の日だな。というふうに考えるようにしています。
携帯電話に入っているアプリで確認したりもします。自分自身のことで考えることもありますし、家族で出かけるときには家族のことに照らし合わせたりもします。
よくない日によくないことをするとろくなことが起きない。目にみえない力、運を味方につけるには暦を利用することは欠かせないのです。
とはいえ、これがだんだんと習慣的になっていると、なんとなく暦を軽んじたり甘んじたりするところが出てきてしまいます。
たとえば昨日の話です。
昨日はウチの長男がコロナによる緊急事態宣言の解除に伴い、ようやく学校に登校して授業を受けることができるようになりました。長男が通う学校は自宅から割りと遠いですので、長男が通うのが面倒だと寮に入ることを希望していました。
寮生活ともなると蜜を避けることはとても難しく、管理する学校や寮側もたいへんです。
そういった事情もあって、長男の学校はリモートで授業を行っていました。それがついに昨日、入寮となり、今日から学校で授業を受けているはず?です。
入寮日ということで、クルマに荷物を詰め込み、学校の敷地内にある寮に荷物の搬入に行きました。
昨日の暦は
日 月 年
壬 壬 庚
寅 午 子
でした。
改めて並べてみると思うところはいろいろあるのですが、今回注目したのは寅です。日の柱の下の部分。
年の柱も月の柱も日の柱も、この並び方も言いたいことはいろいろとあるんですよ、あるんですけど今回は寅の話。
これまでも何度かnoteにも書いているかと思いますが、寅の日は交通事故が多いです。とくにクルマの事故です。クルマだけに限らず、移動中のトラブルっていう意味なのですが、とくにクルマでのトラブルが多い日となります。
そうだろうな、って思いながらクルマを長男の寮まで走らせていると案の定、対向車線で覆面パトカーにつかまっているクルマを目撃します。
さすが寅の日、おそろしや。ということで、ややスピードを減速します。そんなことを胸の内で考えていると「あっ!」と妻が。「どうしたの?」って聞きますと入寮に必要なものを家に忘れてきた、と。
移動中のトラブル・・・・。
もともと寮に荷物を搬入してから一度戻る予定にはなっていましたので、そのときについでに持ってくることにしよう。
他にないかもう一度書類関係をチェックしてもらいました。
こういったことが大事なんですよね、寅の日には。安全運転も大事だけど。
そう言っている間に到着し、受付で体温のチェック、諸注意をいただいてから搬入開始。
搬入作業はそつなく終わったものの、それから長男の自転車を運ぶために戻る。
けっこう時間的にはギリギリのスケジュールでした。ほんとうはそんなこと、寅の日にしてはいけないんですよ。
自宅に戻る山陰道の途中でみごとに事故をしていましたね。対向車線に軽自動車が突っ込んでいました。通り過ぎるタイミングでサッとみただけですけど、パトカーも来ていましたし、運転者も同乗者も無事みたい。
おそろしい話です。
ぼくは寅というのが自分にとっていい五行になりますので、どちらかというとそういうトラブルには巻き込まれにくいです。しかも、寅と問題のある干支も持っていません。しかし、今回トラブルに巻き込まれた人は寅自体が自分にとってよくない五行だったり、寅とトラブルを起こす干支を自分の命式中に持っていたりするのでしょう。
さらに、ぼくが自宅に帰るときに降りるインターチェンジ。その先の山陰道が事故で封鎖されていて、もっと先に行きたいトラックやなんかも、ぼくが降りるインターチェンジで降ろされていました。
ちなみに山陰道というのは無料の自動車専用道路で多くのクルマが利用している道路です。
改めて暦の重要性と、どこまで行っても五行という世界から逃れることはできないんだなぁと感じました。
こういうお話をしますと、よくあるのが「先生、〇日は注意したほうがいいっていう日だったと思うんですけど、とくに何もありませんでしたわ、おほほ」という人がおられるんですが、おほほではない。
これは、ご自分の運を使って相殺しているだけなのです。
よくない日があったとします。それに応じて注意すべき人がいます。しかし、何もなかった。無事だった。
これは、これまでにご自分が培ってきた、貯めてきた運を使って消しただけなのです。よくご先祖様が守ってくれた、と言いますが、これがそういうことなのです。ご先祖様から受け継いだ運。これまでにご自分が蓄えてきた運。それによって凶作用を打ち消しただけなのです。
ということは、その蓄えがなくなった時には凶作用を受けてしまうでしょう。
凶作用のある日にはそれ相応のふるまいをしたほうがいいのです。
暦を生活の中に活用していくことは、とても重要なことです。本来でしたら誰もがそういったことを読み解けるのが一番ですが、できないのであれば暦を取り扱う人間を、そばに確保しておくこともよい方法のひとつだと思います。
今日は卯の日ですね。
本日もお読みいただき、ありがとうございます。
読んでくださってありがとうございます。とてもうれしいです。