milch

少しずつ短歌を書いています。

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記事一覧

「親友だよ」
「大親友だよ」

私が喜ぶと思って言ってるの?

押し付けてるよ
気持ちを確かめもせずに

当然同じ、じゃないよ
ちょっとでもなく
かなり、相当、ズレてるのに

ひとりで大暴走してることに
困った顔してた私は
目に入らなかったんだね
照れてると解釈してたのかな

milch
1年前

試したわけではない

1つの事象があったとき 行動を起こすか起こさないか 起こさないのは 慮って一周廻った上でか 無関心だからか 面倒だからか 行動を起こすことさえ考えなかったからか 行動…

milch
2年前

悔恨と無と

会っておきたい人はいない わたしと会いたい と思う人もいない 繰り返し泣いても薄れない後悔や これまでの自分の存在の否定や 誰からも嫌われる悲しみや 心を無にして喰…

milch
2年前

することできること

私が良くない影響しか与えないところからは 早く立ち去らないといけない 私が居なくても関係なくて成り立つところには いくら近い者でも 私は不要ということ 膝の上がざ…

milch
2年前

大好きだったのにね
大切だったのにね
ほんとに
そうだったのにね
届かないものだね
逆に作用してしまうものだね
悲しいし切ないし虚しいけれど
私が悪いんだろうけど
だっていつもそうだから

大好きな大切な気持ちがあれば大丈夫、なんてウソなんだよ
それも私が悪いからだよね

milch
2年前

早く死ななくちゃ

急いで死ななくちゃ


私が育てなければ
こんな子にならなかった

私がいけない
私が早く離れなきゃ


急いで
急いで

milch
3年前

とぼとぼ短歌

見せられた牙に 無表情で声も出ず 腹に力入れ ただ堪えるしか 閉ざしたい 窓も戸も全部鍵かけて 全てを削除 粉か影になる 出来ること何もないのに 責任を負わせるように…

milch
3年前

とぼとぼ短歌

あわれんで見られることも かなしんで見られることも 知らないのなら 寄り添っても 救い出せない苦しみは 隣が遠い  何も届かない

milch
3年前
1

とぼとぼ短歌

誰も居ぬ実家へ向かう遅い朝 ホッとしたくて  でも、もう出来なくて 老いるとは、かなしいことか 問返す 知らずに、見ずに、 今日を生きれば 想像じゃ 到底全く足りな…

milch
3年前
1

とぼとぼ短歌

許されて甘やかされた私でも 背骨で堪え立ち上がるしか 一昨日の雨が残りの息を吐く まばたきの音 確かめる道 眠りまで遠い夜に出づ 吾の汚点 シュレッダーかけ続ける…

milch
4年前
1

とぼとぼ短歌

潔く割れた花瓶は君らしく 人を傷めぬ破片となりて わけなしに弱気になりぬ冬の午后 不意に友より来し手紙(ふみ)優し 幾度(いくたび)か指切りしつつ破られし 約束さ…

milch
4年前
1

「親友だよ」
「大親友だよ」

私が喜ぶと思って言ってるの?

押し付けてるよ
気持ちを確かめもせずに

当然同じ、じゃないよ
ちょっとでもなく
かなり、相当、ズレてるのに

ひとりで大暴走してることに
困った顔してた私は
目に入らなかったんだね
照れてると解釈してたのかな

試したわけではない

1つの事象があったとき
行動を起こすか起こさないか

起こさないのは
慮って一周廻った上でか
無関心だからか
面倒だからか
行動を起こすことさえ考えなかったからか

行動を起こしたのは
ざわめいた心に従って、思いを言葉に形にしたかったからか
思いはなく義理だけか
大人としての礼儀を重んじたからか
何かしたい、伝えたい思いからか

起こすならどんな行動か

1つの事象があった時
様々な人がそれぞれの

もっとみる

悔恨と無と

会っておきたい人はいない
わたしと会いたい
と思う人もいない

繰り返し泣いても薄れない後悔や
これまでの自分の存在の否定や
誰からも嫌われる悲しみや
心を無にして喰い縛った耐え難い辛さ

そんなわたしの
ほんとうの気持ちは

誰も知らなくて
誰も知りたくもなくて
聞きたくなくて
面倒臭くて
鬱陶しい

だから蓋をしよう

誰かに伝える理由なんて必要なんて
どこにもない

心が少しずつ
蝕まれてい

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することできること

することできること

私が良くない影響しか与えないところからは
早く立ち去らないといけない

私が居なくても関係なくて成り立つところには
いくら近い者でも
私は不要ということ

膝の上がざわざわする

わたしはここにいる
でも 
わたしはいらない

自分のこと
自分のもの
片付けたら

それが済んだら
もうおしまい

わたしがいた痕跡を
消すことが

わたしのすること
わたしだけができること

大好きだったのにね
大切だったのにね
ほんとに
そうだったのにね
届かないものだね
逆に作用してしまうものだね
悲しいし切ないし虚しいけれど
私が悪いんだろうけど
だっていつもそうだから

大好きな大切な気持ちがあれば大丈夫、なんてウソなんだよ
それも私が悪いからだよね

早く死ななくちゃ

急いで死ななくちゃ


私が育てなければ
こんな子にならなかった

私がいけない
私が早く離れなきゃ


急いで
急いで

とぼとぼ短歌

とぼとぼ短歌

見せられた牙に
無表情で声も出ず
腹に力入れ ただ堪えるしか
閉ざしたい 窓も戸も全部鍵かけて
全てを削除
粉か影になる

出来ること何もないのに
責任を負わせるようにこっち見ないで

とぼとぼ短歌

とぼとぼ短歌

あわれんで見られることも
かなしんで見られることも
知らないのなら

寄り添っても 救い出せない苦しみは
隣が遠い 
何も届かない

とぼとぼ短歌

とぼとぼ短歌

誰も居ぬ実家へ向かう遅い朝
ホッとしたくて 
でも、もう出来なくて

老いるとは、かなしいことか
問返す
知らずに、見ずに、
今日を生きれば

想像じゃ 到底全く足りなくて
己の身で知る
人の愚かさ

とぼとぼ短歌

とぼとぼ短歌

許されて甘やかされた私でも
背骨で堪え立ち上がるしか

一昨日の雨が残りの息を吐く
まばたきの音 確かめる道

眠りまで遠い夜に出づ 吾の汚点
シュレッダーかけ続けるも まだ

とぼとぼ短歌

とぼとぼ短歌

潔く割れた花瓶は君らしく
人を傷めぬ破片となりて

わけなしに弱気になりぬ冬の午后
不意に友より来し手紙(ふみ)優し

幾度(いくたび)か指切りしつつ破られし
約束さえも まやかしとなる

太陽の残酷である優しさに
溶けゆく雪の想いたちこめ
#短歌