milch

少しずつ短歌を書いています。

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最近の記事

「親友だよ」 「大親友だよ」 私が喜ぶと思って言ってるの? 押し付けてるよ 気持ちを確かめもせずに 当然同じ、じゃないよ ちょっとでもなく かなり、相当、ズレてるのに ひとりで大暴走してることに 困った顔してた私は 目に入らなかったんだね 照れてると解釈してたのかな

    • 試したわけではない

      1つの事象があったとき 行動を起こすか起こさないか 起こさないのは 慮って一周廻った上でか 無関心だからか 面倒だからか 行動を起こすことさえ考えなかったからか 行動を起こしたのは ざわめいた心に従って、思いを言葉に形にしたかったからか 思いはなく義理だけか 大人としての礼儀を重んじたからか 何かしたい、伝えたい思いからか 起こすならどんな行動か 1つの事象があった時 様々な人がそれぞれの反応をする 集計結果を どうしても整理してしまう かけられた言葉 心からの言葉

      • 悔恨と無と

        会っておきたい人はいない わたしと会いたい と思う人もいない 繰り返し泣いても薄れない後悔や これまでの自分の存在の否定や 誰からも嫌われる悲しみや 心を無にして喰い縛った耐え難い辛さ そんなわたしの ほんとうの気持ちは 誰も知らなくて 誰も知りたくもなくて 聞きたくなくて 面倒臭くて 鬱陶しい だから蓋をしよう 誰かに伝える理由なんて必要なんて どこにもない 心が少しずつ 蝕まれていくのがわかる まるで見えるようだ でも放っておこう 性格が変わっていく もの

        • することできること

          私が良くない影響しか与えないところからは 早く立ち去らないといけない 私が居なくても関係なくて成り立つところには いくら近い者でも 私は不要ということ 膝の上がざわざわする わたしはここにいる でも  わたしはいらない 自分のこと 自分のもの 片付けたら それが済んだら もうおしまい わたしがいた痕跡を 消すことが わたしのすること わたしだけができること

        「親友だよ」 「大親友だよ」 私が喜ぶと思って言ってるの? 押し付けてるよ 気持ちを確かめもせずに 当然同じ、じゃないよ ちょっとでもなく かなり、相当、ズレてるのに ひとりで大暴走してることに 困った顔してた私は 目に入らなかったんだね 照れてると解釈してたのかな

          大好きだったのにね 大切だったのにね ほんとに そうだったのにね 届かないものだね 逆に作用してしまうものだね 悲しいし切ないし虚しいけれど 私が悪いんだろうけど だっていつもそうだから 大好きな大切な気持ちがあれば大丈夫、なんてウソなんだよ それも私が悪いからだよね

          大好きだったのにね 大切だったのにね ほんとに そうだったのにね 届かないものだね 逆に作用してしまうものだね 悲しいし切ないし虚しいけれど 私が悪いんだろうけど だっていつもそうだから 大好きな大切な気持ちがあれば大丈夫、なんてウソなんだよ それも私が悪いからだよね

          早く死ななくちゃ 急いで死ななくちゃ 私が育てなければ こんな子にならなかった 私がいけない 私が早く離れなきゃ 急いで 急いで

          早く死ななくちゃ 急いで死ななくちゃ 私が育てなければ こんな子にならなかった 私がいけない 私が早く離れなきゃ 急いで 急いで

          とぼとぼ短歌

          見せられた牙に 無表情で声も出ず 腹に力入れ ただ堪えるしか 閉ざしたい 窓も戸も全部鍵かけて 全てを削除 粉か影になる 出来ること何もないのに 責任を負わせるようにこっち見ないで

          とぼとぼ短歌

          とぼとぼ短歌

          あわれんで見られることも かなしんで見られることも 知らないのなら 寄り添っても 救い出せない苦しみは 隣が遠い  何も届かない

          とぼとぼ短歌

          とぼとぼ短歌

          誰も居ぬ実家へ向かう遅い朝 ホッとしたくて  でも、もう出来なくて 老いるとは、かなしいことか 問返す 知らずに、見ずに、 今日を生きれば 想像じゃ 到底全く足りなくて 己の身で知る 人の愚かさ

          とぼとぼ短歌

          とぼとぼ短歌

          許されて甘やかされた私でも 背骨で堪え立ち上がるしか 一昨日の雨が残りの息を吐く まばたきの音 確かめる道 眠りまで遠い夜に出づ 吾の汚点 シュレッダーかけ続けるも まだ

          とぼとぼ短歌

          とぼとぼ短歌

          潔く割れた花瓶は君らしく 人を傷めぬ破片となりて わけなしに弱気になりぬ冬の午后 不意に友より来し手紙(ふみ)優し 幾度(いくたび)か指切りしつつ破られし 約束さえも まやかしとなる 太陽の残酷である優しさに 溶けゆく雪の想いたちこめ #短歌

          とぼとぼ短歌