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バリアフリーって

ここ伊豆高原は大室山と相模湾に挟まれた傾斜地です。ちょっと散歩するにしても、当然坂道だらけ。クルマを降りて、ご自宅玄関まで石段を何段も・・というお宅も少なくありません。

肉体の衰えや老化は「脚から」と言われていますが、ここに暮らす限りは老化とは無縁で居たいもの。脚が弱ったなんて言ってられませんからねー。

『バリアフリーが老化を早める』って言われていますが、これ間違いないでしょうね。もちろんひざや足腰などを痛めていらっしゃる方や、何かしらのハンディをお持ちの方には、お住まいのバリアフリー化は必須です。

しかし、いま現在何でもないのに「老後のために備え・・」とご自宅をバリアフリー化するのは「備える」どころか、「老化まっしぐら!」って事になりますね。

段差が有るから「脚を上げなきゃ」。滑りそうだから「つま先に力を入れて」、、なんて脳が働きます。段差がなく何の注意も払うことなく動ける室内は脳が働く機会が減り、脳の劣化を早めます。そして「上げる、力を入れる」などの運動も減り、関節や骨の劣化も早めます。

年齢を重ねるにつれ転倒などのトラブルが増加するのも事実ですが、それをまず防止するなら「手すり」で良いでしょう。「手すりにつかまろう」と脳が働きます。腕も使うし脚も使う。

先々のため、老後のためのバリアフリー化。それって今必要ですか?90歳100歳を寝たきりで過ごすより、『ピンピンコロリ』でそれぞれのストーリーを全うしましょう!

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