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減塩の罠(ワナ)

昨夜BSで、往年のフォークデュオが車椅子で登場。「塩分も油も控えていたのに病気になっちゃいました」とろれつの回らない口調で叫んでいました。

塩分と油を控えれば病気の餌食になるのは当たり前です。

まず塩分。摂っちゃいけないのは塩分じゃなくて「食塩」ですね。人間の体液は海水に限りなく近いので、天然塩は必須です。しかし安価で使いやすい食塩は化学食品であり、特に化学調味料の混じった食卓塩は工業食品です。脳や血管のトラブルを引き起こします。ミネラルたっぷりの天然塩は多少摂りすぎる位の方が人体は活性化します。繰り返しますが、ダメなのは塩分じゃなく「食塩(塩化ナトリウム)」です。

そして油。人体に大切な「リンパ」は油です。リンパの流れを促す油を控えればリンパは滞ります。リンパの滞りは低体温や低血流を引き寄せ病気に直結します。リンパの流れの良し悪しは、摂っている油の良し悪しで決まります。日常的に「質の良い油」を摂ることは健康維持には必要なことです。

世の中に蔓延する健康のためのキャッチフレーズ。それを正しく理解することが必要ですね。

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