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ストレスを看過してはいけない

こんちは。緊急事態宣言も解除っぽいっすね。この宣言による自粛が継続される事、宣言が解除される事、両者どちらも懸念があると思います。

そんな事言う私も目の前が不安だらけです。こんな時期だからこそ、いや、こんな時期でなくても、ストレスを考える事は非常に大切だと思っております。それは、自分のストレスであっても、他人のストレスであっても、です。若干まとめに近くなっている私の当記事についてはともかく(スミマセン)、関心だけは持つべきだと考えてます。あと、根性論で一蹴してしまうのも反対です。優しい世の中になってほしいです。

とりあえず、ばばばばばーーーって感じで。

1. 4月自殺者数の記事から

最近、こんな記事が出てきました。

前年と比べて、4月の自殺者数が2割減ったという記事(最終アクセス2020/05/16)。これで安心するのは早計な気がします。

厚労省などによりますと、先月の全国の自殺者数は前の年の同じ月に比べ359人少ない1455人で、19.8%減ったことがわかりました。少なくとも最近5年間では最も大きな減少幅だということです。(TBS NEWS)

記事だけで見れば、前年は1814人です。で、前年に比べ、今年は359人減で1455人。おそらくコロナによる自粛の影響でしょう。

ただ、それでも多く感じません?減ったとはいえ、今年4月だけで1455人が自殺しているんです。一ヶ月です。
今までが多すぎて、今でもまだ多いという見方をするのが自然だと思います。せめて3桁にならないと。

ちなみに3月は1701人で、前年は1856人だそうで。9%減らしいです。いや、多い。


新型コロナウイルスの感染拡大の影響で、家族ら同居する人が外出せず家にいることや、職場や学校に行く機会が減り、悩むことが少なかったことなどが要因とみられています。(TBS NEWS)

ここで言う"自粛の影響"というのは、記事中にあるように、同居、外出せず家にいる事、人間関係にあまり悩まない、ですかね。それに加え、テレワークの導入により仕事が在宅勤務になったあるいは長期休業となった、とかでしょう。言い出すとキリがありません。


一度この動画を見てみると良いかもしれません。

"今回のストレスを甘く見ない方がいい"というのは、今までとは違った特殊なストレスだぞって意味だと思います。決して今までストレスというモノが看過されてきたわけではありません。現に色んな方が研究されてますし。

2. インドア、アウトドア

アウトドア派からしたら運動で発散ができない、外出しても店や施設が開いていないなどといったストレスがあります。多少家でやる事を見つけられたとしても、最終的には退屈に感じるのではないでしょうか。反対に、元々インドア派からすれば比較的楽しいわけですよね。外出を強制されない、好きな事ができる、在宅勤務であれば自分の好みの環境で仕事を行う事が可能です。

落合陽一さん風に言えば、社会的に見てアウトドア派がノーマルだったのが、緊急事態宣言による自粛の影響で、インドア派がノーマルになった。逆転したという事ではないでしょうか。

ただ、宣言解除により、通常に戻るのでは、とか思っちゃいます。せっかく自粛に慣れてきた方にとっては大きな反動になりますし、4月の自殺者数が前年に比べて減っているからといって、良い傾向と判断するのはやはり早計です。"自粛疲れ"の次は"自粛解除疲れ"でしょうか。どんな人か、どんな世代かに関わらず、社会全体が疲弊していると容易に推察できる事でしょう。

私的には宣言解除以降、例えば通常出勤に戻すぞ〜とか、宣言解除されたんだから開始開始〜とか あると思います。が、わざわざ戻さなくてもいいし、宣言が解除されたからといって新型コロナウィルスが収束したわけではないですし。むしろ内外を選択出来るようにすればいいのにって思います。色々な不安を少しでも減らす為にも、また今後の為にも、一考の余地はあると思うのですが。

一方、こんな記事も。

私はこの動きを支持します。できる業界業種であればバンバンやってほしいなぁ。ただ、やはり大企業のみなんですかね…。

3. 未成年の妊娠相談の増加

Twitterのトレンドでも話題になりましたね。未成年の危機感の無さはおかしい!と責めるのはちと言い過ぎじゃないかなと思っております。それに、中学生は多感な時期です。思春期というのは、不安や不満を大きく感じるのではないかなぁ。で、そういった彼ら自身の多感さを同級生や年齢の近い人に聞いてほしい、共感してほしい、理解してほしいという思いが事態を発展させた一つの要因と思います。例えば中学生って第二反抗期がきますよね。両親とは不仲なわけです。少なくとも彼らからしたら「親なんて!!」「親に理解なんかできない!」みたいな、反抗的な思いを持っているはず。となると、もう友人とか先輩くらいしかないんじゃないっすかね。憶測ですが。

根底は不安や不満なのではないか、と思いますが、当然「やる事がないから友達(異性)と会ってたらそういう状況になって、つい勢いで」というパターンもあり得ます。一概に言える問題ではないっす。

これ、非常に参考になります。

そういう状態になった中高生への無意識な自己責任論に対する異論、海外と日本で性教育、性への意識に差異がある事、ピルの入手までが大変な事などが書かれていますね。

こんな記事も参考になったり。

ちょっとここらに関しては気分が悪くなるのと、ゼロレベルで素人なので割愛。

余談
正論というのは文字通り正しい論なのですが、時と場合を考えないと相手を傷つかせかねないものでもありまして。スカッとする場合もあれば、場の空気を凍らせてしまう事もあり得ます。"自粛警察"とやらも正しいのかもしれないけれど、個人的には恐いなぁと。
そんな私も昔は日常会話でバンバン言ってしまう事もありました。が、理解した上で色々注意してくれた友人を持ち、今では気をつけるように心がけています。

4. 離婚やDV

私は結婚なんてした事ありませんし、まだしっかりと考えた事もないです。ハイ。でも、今後多く出てくるモノのような気がします。既に出てるかも?

4-1. 離婚

ただ、コロナウィルスによる影響で、離婚する夫婦が増えるという懸念は多く言われています。まだ大きく表面化していないだけかもしれませんが。

今だからこそ、夫婦間で葛藤を抱えている家庭が増加しているんじゃないかと思います。「結婚が人生の墓場」、「結婚した後は自由なんてなくなる」という言葉があるように、必ずしも「結婚=永遠の幸せ」とはならないんじゃないかと。一人の時間を作る(一人で居る時間)というのは結構重要なもので、自粛の影響でその時間が失われる事によって不満を抱える方が増える。そしてストレスとなり、もう離婚!みたいな感じでしょうか。

"一人の時間を作る"というのは、DVにも言える事です。元々DV問題を抱えている夫婦、同居カップルの場合、それはコロナウィルス以前の問題ですが。

4-2. DV

ずっと同じ空間の中にいるわけだから、常にDVの危険があるわけですね。

海外だと既に増えている…。え、支援もあるんすね。

ほんの些細な一言で殺人にまで発展する。うーんたしかに。

DV、言い直すと家庭内暴力については、旦那、妻、子ども、それこそ姑とか。身体的な暴力ではなくとも、ハラスメントとか、言葉の暴力もあるわけで。考えるだけでしんどいですね。
通常の暴力に関しては日常生活でもありますもん。自分がコロナである事を冗談か否かに関わらず主張し、近寄り、終いにはキレる、といった事例とかありませんでしたっけ。暴力はいけませんな。

心のソーシャルディスタンスも必要という事でしょうか。


5. ストレスに対処できない懸念って?

前述1で貼った動画を見ていただけると分かると思います。

過度な、継続的なストレスを受ける事によって、やってはいけない行為などの判断が鈍ります。脳の機能まで徐々にかけていくわけですね。あれ、現在の私でしょうか。

また、うつ病などの精神病を患う危険もあると。

うつ病だって、遺伝的だとか、ビタミンDだとか、様々な要因ありきだと思うので、根性論でなんとかなる!甘えだ!と一蹴してしまうのは嫌だなぁ…と思います。

宣言が解除された反動により感じるストレスというのは、個人差はあれど大きいモノと思います。解除されなくてもストレス、解除されてもストレス、そう思うから、関心を持つべきではないかと。私も実際不安です。今ですら抑圧…不安…という状態なのに。

5. まだまだあるでしょうが…

まだまだあるのでしょう。あげると無限大です。経済的な問題もあるだろうと思います。

何というか、関連した物事を考える一助になればと思います。

全員…優しくなってほしい…(泣)


好きな事をつらつら書くだけの私ですが、どうかお恵みを…冗談です。