３年半の本気の恋と虚脱。Heartache...① 出会いと…

さて、別れてから5ヶ月弱が
経とうとしてる…

早いね。
今もまだクセで朝起きたらＬＩＮＥが来てるんじゃないかと確認してしまう。来るはずないのにね。

美味しいものを見つけると、あっ、連れて行…違う…別れたんだ。
もう連れて行くことは出来ないんだな。

って何度思ったことか。

きっと、文字にすると少しは気持ちに整理が付きそうなので
書いてみるかな。

とは思ったものの
何から書いたらいいのやら…

前回のnoteの日記達の中で公開してからも消したところが沢山あった。
加筆修正ってやつですね。

それが直近の彼女のこと。

彼女に対して、沢山傷つけたと思う。
ただ、それでも僕にも思うところが沢山あったりもする。

それが消化できない心の傷みなのかなと、今ふと思う。

なので振り返ってみようと思う。

ただ、正直なところ未練はある。けど不思議とやり直したい訳ではないんだ。

いつもできるだけ「別離」をキレイに済ませて
普通に、またね。
と言い合える関係に戻ることが多かったから

縁を切って終わるなんてほとんどしたことがないから
「それ」が心残りと共に傷なのかなと思った。

「彼女」と出会ったのはちょうど今から四年位前だったのかな。

僕にはその当時お付き合いしていた人が居ました。
ただ、その方からある日不意に

「世界一周バックパッカーしてくる」

と宣言され、

小さい時からの夢で、帰って来たら結婚しようと言われ
ポカーンとしてるうちに出国されて置いてきぼりを喰らいました。
僕の周りの人が世界一周に沢山行ってて
そのこと自体にはなんの驚きも無かったけど。

最初はちょこちょこ連絡を取っていたけど
時差だったり、向こうのWi-Fi環境の有無だったりで少しずつ連絡がなくなりました。

そんなときアプリの広告をみて
マッチングアプリを初体験した。

そこで出会った。

10歳下の彼女。

そんなに離れてるのに
気にもせず。

初めは文字のやり取りだけで
お互いに「恋人募集」ではなくて「友達募集」だったので気軽にやり取りをした。

１ヶ月くらい連絡を取り合った、その中で一度ご飯行こう？と誘われて
ご飯に行くことになった。

フグを食べたことないと言う彼女に
食べさせてあげたいなと思って

初デート。

少し大きめの繁華街の駅で待ちあわせ。LINEなどで一応顔は分かってはいたけど
不安と期待でドキドキしながらの待ちあわせだった。

約束通り、約束の時間に彼女が来た。

ロングヘアーの背の高いスラッとしたキレイな人。
それが第一印象。
この時はこの先３年半も隣で
泣いたり怒ったり、二人で笑い合ったりするなんて
1ミリも想像もしていなかった。

ただ、キレイな子とご飯でも食べれたらいいなぁ位の下心のない簡単な気持ちだった。

カニとフグのお店で
フグのコースを食べる。

でもカニも食べたそうにしている彼女を見て
カニも注文したら？と言うと喜んで
無邪気にはしゃぎながら食べる彼女の表情に

今思うと、この時点でもう「好き」だったのかなと思う。

彼女の屈託のない笑顔が別れる直前まで大好きだった。

その日は彼女がよく使う電車の駅まで送って行って解散した。

家に帰ってからも
ありがとうと丁寧にLINEしてくる彼女に
また遊ぼうねと返事をした。

それからも毎日連絡を取り合った。

次は僕から誘った。
ピザ食べに行こう？と。

二人でピザを食べているときに
不意にこないだ誕生日だったと言われる。

あんまりにも急過ぎた発言に
勿論何のプレゼントも用意してはいない。

なので僕が知るとっておきの場所に連れて行こうと思った。

「帰るまでにあと１箇所だけ付き合ってもらっていい？終電までにはちゃんと送って行くから」

とだけ伝えた。

駐車場に着いて

「めっちゃ暗い、ヒトケのないジャリ道歩くけど襲ったりとかそんなんじゃないから信じてついてきて」

とだけ言って夜道を下だけを向かせながら歩いた。
この場所、街灯もなくてホントに真っ暗なんだ。

でも、誕生日だった彼女に
せめてものサプライズをしてあげたかったんだ。

二回目で車に乗せて山の中に連れて行くのは
こちらも凄く気を使ったのだけは
今も覚えてる。

少し切り立ったところを降りると大阪平野一面が見渡せる。

ただの大阪が見渡せるこの場所。

僕自身この場所が凄く好きな場所。

足場の悪い真っ暗な道を下しか向かせず、見上げた先に夜景。

アホな男の頭では
瞬間的に用意出来る精一杯だった。

「急すぎて何も用意出来ないからこれが誕生日プレゼントでごめん」
と嘯く僕に

ホンマに嬉しい。来て良かったと笑ってくれた。

この日も何事もなく解散した。