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自分の手で生み出せ 踏み出せ~俺たちのBANG!!!~

今日は、「俺たちのBANG」御園座 大千穐楽。1か月半お疲れ様でした。
もう、noteの書き方なんて忘れちまったよ…の状態ではあるし、
私が最後に見た松竹座から半月経とうとしてるのに、何も整理ができていないけど。。

整理できてないなら、思ったことを箇条書きしていこう

【あらすじ】
明日のスターを夢見て、様々な思いを抱えながらも、活動に励んいる21人組ユニット、少年忍者。ある日、マネージャーの手違いで休演日の劇場にやってきた彼らは、劇場支配人の厚意により、本物の舞台を見学させてもらえることになる。
そこへ、突然現れた清掃員に煽られ、照明や音響などの機材を勝手に使用し始めるメンバー。ステージ上で個々の特技が組み込まれたパフォーマンスを次々と繰り広げる。
 前半は大人数の強みを活かし、元気よく走し回ったり、ステージを大きく使いダイナミックな動きを見せる構成に。全員での芝居に加え、ファンからの支持が高いとされる楽曲の歌唱やダンス、バンド、「少年忍者ごちゃまぜパフォーマンス」と題し、様々な組み合わせのメンバーがラップ、ローラースケート、バトン、アクロバットなど様々な表情で見るものを魅了し、彼らの表現力や多才さ、これまでの経験が存分に発揮されていると言えるだろう。
 終盤にかけては、今の少年忍者の切実な思いが溢れ出す場面も。約105分で上演される本作には、今の彼らにしか表現できない輝き、様々な局面を力を合わせて乗り越え、築き上げてきた21人分の絆が確かにあった。新しい自分を切り開き、個性だらけのメンバーが力強く、時に繊細な表情も見せながら新橋演舞場に立つ姿は、自信で満ち溢れていた。

modelpress「【「俺たちのBANG!!~大劇場を占拠せよ~」初日前会見全文】少年忍者、初主演舞台開幕「滝沢歌舞伎」から引き継ぐ覚悟「嬉しくて誇らしい」

①「主演 少年忍者」の重み

舞台が発表された時以上に、いざ公演が始まったあとにその「重み」を強く感じた。
・演舞場の壁に大きく少年忍者と書かれていること
・パンフレットクレジットのトップが少年忍者であること
・レシートが少年忍者であること
・舞台の中心に「Shonen Ninja」と書いてあること
・かわいいオリジナルオープニングムービーを作ってもらえたこと
そのすべてに少年忍者さんを応援するものとしては当たり前じゃないからこその感動を覚えた。
きっと、舞台が大きくなればなるほど感動できることなんだと思うけど。初日だけは初日オープニングムービーのところで泣いた。笑
少しずつでも少年忍者の船が大きくなるのをそばで見れていることに喜びを感じるのであった。

②フィクションだから、「呪い」にはならないで

特に前半は、このフィクションとノンフィクションのはざまみたいな舞台をオタクはどうやって見たらいいのだろう?とも感じた。
初日見た後の率直な感想は以下のとおりである。

今回の舞台、大きな舞台の冠に彼らがいる事象に抗えず涙が出るんだけど、この中で言った言葉が彼らの「呪い」にはならないでほしい。だって全てはフィクションなんだから。
少年忍者というグループ自体は大好きだし、今の彼らのパッションや進むべき道をみると
「今頑張れないやつがいつ頑張れるんだ!!!?」という言葉を思い出す。
自分達なりに考えて出した結果をお客様に見せる姿は
本当に素晴らしいしその成長を実感できる喜びを常に感じている。
誰に言われたわけでもない「自分達で切り開いた道」を示してくれるたび
「やっぱり忍者と私って波長が合うわ」ってなるのだった。

だけども、劇中「解散は否定しきれない」と言っていたように、
そのいつどうなるかわからない刹那的な側面があるから、
今の少年忍者の輝きが増すとも感じていて。

彼らにとって今回の舞台の台詞が「希望」であり「呪い」にもなりかねないなぁという危うささえ感じたりした。
「舞台ではこう言ってたじゃん!!」とは絶対にならないから、

この舞台が終わってから、それぞれが思ったことを思ったように感じるままに突き進んでほしい。
そして、そんな不確定な未来含めて、私は川﨑皇輝さんのジャニーズ人生輝かしいものになってほしいと切に願ってるし、そのために出来うる限りの応援をしようと思っています。

フィクションの言葉に引っ張られてはほしくないと感情も抱いたし、この舞台は希望の舞台であってほしいよーっとなりながら初日は感情の浮き沈みがすごすぎてどっと疲れて帰った記憶(笑)
 でも、何回も見ていくうちに上記のような感情でもなくなっていくのがこの舞台の面白いところだなぁと思う。

③彼らのそばにいる「大人たち」

この舞台をノンフィクションとみる部分も多いし、ノンフィクションで見てもいいのであればまた違った視点でこの舞台を見ることができたのだ。
それは、「少年忍者の周りには彼らの活躍を心から嬉しくなってくれる大人がいるのかな?」という事。

2回目以降あえてフラットに見てみると、マネージャーと黒ちゃんのくだりなどは勘違いしてしまうほどのことがあったんじゃないかな?と思ったり。

もちろん、それは受動的な動きをしていてはそこまマネージャーとか近くの大人は喜んでいただろうか?
彼らが能動的に「自分たちにしかできない表現」を続けたこの1年があるからこそ、
可能性を感じて一緒に頑張りたいと思ってもらえる人が増えたんじゃないかなと感じたのとてもやさしい気持ちになれたのだ。

④川﨑皇輝くんの「今」

皇輝くんの「プロ」っぽさが、知らない人からしたら印象に残りがちだけど、スプパラや今回の俺BANGで一番思ったことは
端で全体を見るやさしさやみんなとただ楽しそうにしてるふざけた姿。

センターの堂々とした表情と違い、朗らかに楽しそうにそして慈しむような顔でその時を楽しんでる姿が等身大の「川﨑皇輝」を見せていただいた気がした。

いつだって「正しく」あろうとする姿を尊敬する一方で、疲れたときにはどこか休める場所があるのかな?と思う事がよくあった。プレッシャーも人一倍感じてるのではないかと。
今回織山・皇輝のシーンを見て、信頼できる仲間と一人じゃないと思える環境が今の皇輝くんにはあるんだなと感じられてすごくうれしかったんだ。
一人じゃない。一人で超えないといけない壁はあるかもだけど、仲間がいることでもっともっと強くなれるんだなって感じることができた。うれしい。

また、要所要所で皇輝くんの中では答えが出てるんだけどあえて周りがいうようにじっとしているシーンが印象的で、
皇輝くんが最初に「こうしよう!」というのはきっと簡単で、皇輝くんが言うなら~となりかねない。
ただ、そこをみんなの意見を聞いた後に最後総括として自分の意見を言う事で「自分たちで決めた」というみんなの自信につながる。
こうやって、「意見を出し合える空間」を作ることができている時点でもうそれは凄いことなのよ。
(そこまで考えてないかもだけど…笑)

そんな感じで言ってるけど、ただただオタクとしてテンションが上がったポイントを列挙してく。(順不同であり、日付が限定されてるところは日付を記載)

・最初の口上で一呼吸おいてから話し始めるこうきくん!よい!!!!よ!

・清掃員のまちこさんに追いかけられるときに、下手の袖の謎のポールに隠れる(隠れられてない)こうきくん可愛さ100点あげたい(5/30夜)

・パレードがはじまるかJMGOの時に悠仁に揺らされすぎて倒れるこうきくん、その関係性!!好きだよ!!!!いいよ!!!!!(5/29夜)

・今の時、松竹座は舞台が狭いせいか「うちわく」がハートを作るときに、両手を伸ばしているところを、導線の左腕だけ湧くんが通るギリギリでしまうの「練習量!!!!!」って感じなったのめちゃくちゃ良かった。(5/30夜)
特に松竹座は導線狭すぎて、そこがめっちゃよかったのよな…

・客降りで真横で会場を(誰もいない想定の)会場を見つめるこうきくんを見れたの、本当に運が良いし近すぎてコミュ障発揮した。見たい…でも見れない…見たい…みたいな(笑)
・幽霊と気づいた後、逃げるときに毎回しょうせいと戦いしてるこうきくんかわいいなぁ~し、しょうせいいつもありがとうね~

・The Shining Starで「憧れ追いかけて」の時にギュッとめをつむったあとのぱっと笑顔になるのはずる過ぎる。
いつも前半のつかれてないところで歌う事が多いから、パフォーマンスにつかれててでも疲れを見せない奮い立たせるような姿が本当に最高なんだよな…
・ローラーですごいスピードで舞台ギリギリに止まる技術すごすぎん????真隣できゅっ!と止まった時、マジで恋レベルが上昇したね!
・喧嘩の時なにも言わずに聞いてるという立ち位置とうちわくのときに頭抱えるのあぁいつもそうなんだろうな
・Twenty Oneの時に棒を取る初速早すぎてさすが川﨑兄弟ってなった!!

・最後のTwenty Oneのときかな?階段をジャンプで降りるんだけどあまりに高くてテンション上がるのよなぁ~

・ready to riseの時に、星輝が飛ぶときに1秒前まで踊ってたのに、一番最初の土台になるの「お兄ちゃん!!!!!!」ってなる
・一緒に入った星輝担の子に、「最後首をかしげて手を振るんだけど、最後の最後深々と礼するのが良くって!!!」って言ったら、「それ!星輝も一緒!!!!」ってなって川崎兄弟の波動を感じる。(5/17 夜)

・おそろいのキーホルダーの持ち方がバラバラなんだけど、こうきくんはいつも右の人差し指にフックを薬指に丸のところをかけるのよ!!めっちゃ「癖」だった!!!!(こう持つと音がならないね!)

・おりこきの会話のシーンを真正面1列目で見た時があって、その時に「どうすればいいんだ…」って言いながらキーホルダーぐっと握る演技をしてたのわぁわかるぅ…ってなりながらぶわぁぁって感情が爆発しそうだった

・三方礼の時に、上手・下手と来て真ん中に礼をするときに、手を広げたままその手を伸ばしながら礼するんだけどその礼がきれいだし、柔軟性がすごくてまねできないけどきれいだという事だけは伝わってきた。

シンプルに、長すぎん??誰が読むのよ。(自分は読むよ!)

⑤「自分たちで忍者らしいもの作ってきたじゃん」

少年忍者さんってここ1年でめちゃくちゃ能動的なグループになったと感じていて。
やりたいことを口にすることも増えたし、出来る幅を広げて表現の可能性を広くお互いが尊重している感じ?
ラップ詩やセリフ・今回の「Twenty One」・ごちゃまぜパフォーマンスにバンド。そのどれもに「自分たちで切り開く」「自分たちで生み出す」という表現があって面白い。
自分が見れる公演も後半に差し掛かった時に、「Ready to Rise」冒頭の湧ちゃんのラップがすごい聞き取れる瞬間があって、
「ああならないこうならない つかみ取るぞ信頼」「自分の手で生み出せ 踏み出せ」って聞き取れた時、鳥肌が立つほど感動して。
わぁ、少年忍者さんってどこまでも金太郎飴みたいに自分たちの意思がパフォーマンスに反映されててそこに揺らぎがないの凄いなぁと感じた。
社会人生活していて、21人ものチームで何かを生み出そうとしたときにお互いの意思をまとめるって本当に難しいって感じてて、
お互いに思いがあるしその思いのすり合わせって一筋縄ではいかないから、コミュニケーションを密に取り信頼しあわないと絶対にできないことを
あの歳でちゃんとできていることが本当に素晴らしいなと思って、
②で感じた呪いにならないでという気持ちから、私自身も解放された感じがした。何回も見るものだなぁ(笑)

⑥横一列のすばらしさ

去年のサマステでも感じたけど、「自分たちで考えた姿」が横一列だということ。
誰が前でも後ろでもなく、21人が横一列で全員で観客に対峙したいという気持ちの表れが、
5・8(7)・9のくくりに対しての反抗であり21人で進みたいという強い意志に感じてグッとくるものがある。
上記の「自分たちで生み出す」に近いけど、21人それぞれが主役であることを少年忍者自身が伝えたいのが伝わってくるし、
今はただ頑張る21人がどこまでできるかをファンとしては楽しみにしたい。

まぁそんなこんなでつらつらと書いておりましたが、
前回の記事で、2022年のコンサートを振り返ってみて感じるのは、年始のジャニアイから少年忍者さんを見ることができなかった。
しかも、去年の単独って「サマステライブ」しかなかった(しかも中止になってるので公演数もすごく限定している)という事実を思えば、
「Spring Paradise」や「俺たちのBANG」「サマステライブ」と地続きにずっと少年忍者としての公演がある2023年はだれが予想しただろうかという気持ちになる。

それくらい、この1年で大きく成長した少年忍者さん!
サマステもドームも絶対勝つぞ~~~~!

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