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葛飾北斎 / メトロポリタン美術館
問題解決より問題提起
病院へ行け。病気ならそう言えばいい。こんな簡単な提案が生産性を上げる訳ないのですが、僕の仕事上(工務店)ほぼ顧客は問題を抱えておりその解決策を提案するのが仕事です。長年、工事現場に勤めていると、『解決力』は上がるけど、問題提起力が育ちません。
これが工事現場の実質的問題点であります。
例えば、外食したいと思った際に予算は一人1000円と仮定すると1つや2つ頭の中にお店が浮かびますよね、いつものあの店に行ったなら『解決』で終わりです。いつも通りの解決です。
工事現場も同じことです。専門業者がいつも通り、各々の作業をし問題解決の繰り返しです。解決力は各現場で変化する(現場対応力、適応力)が求められます。それが経験で培われ、どの現場においても100%の解決力を出せる様になっていきます。
しかし、解決力だけ鍛え上げても、人間は歳をとり老いていきます。基本肉体労働である限り、限界値はすぐに見えるのです。現場職人は選手(プレイヤー)です。肉体労働の次のステップを視野に入れないと生き残れません。
そこで必要なスキルが 『問題提起力』です。
工事現場は無い物を形にし、引き渡し、人生を育むところからスタートです。『解決能力』と『提案力』です。
この2点を意識して価値を提供し続けます。
今日はこの辺で、ありがとうございました。
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