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聴読記録『ハヤブサ消防団』

また、一冊聴き終えたので記録。

※ネタバレ注意。

事前情報は何もなくチョイスしたのですが、
私の好きな感じの話でした。
(ミステリーで新興宗教が絡んできたりとか…)

最初は田舎に引っ越してきた主人公が、
消防団に入団し、周囲の人たちと打ち解けていく系物語か?
と思っていましたが、良い意味で裏切られます。

田舎の小さな町で、次々と火災が起きて、
放火?誰が?なんの目的で?
を主軸に物語が展開していきます。

そこに新興宗教が絡み始めるといった具合です。

田舎特有の人間関係のもどかしさや、
風習や生活が想像できて面白かった。
(聴読は情景をイメージしやすい気がする…)

私の犯人予想は最終的には合っていましたが、
途中で『えっ…やっぱり犯人こっちか…??』
と簡単に惑わされたりしました。笑

後半は
『まさか、この人が…ここと関係しているとは…』
といった展開が結構ありハラハラ。

最後は個人的にハラハラした分
少し消化不良でしたが、
『人間ってみんな弱いんだ』
ということを感じました。

みんな弱さを隠して生きているけど、
残念なことにその『弱み』を利用する人たちが
存在するのだなということです。

結局人間が一番怖いのかもしれない。
気を付けよう。

では、また。


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