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Tr.11 価値ある演奏はかならずスイングしている

JazzといえばSwing、スイングといばジャズなんですよ

スイングはジャズを端的に言い表しているが、なんぞやと聞かれると表現が難しい。
「リズムがなまって跳ねていること」という人もいれば、「裏拍にアクセントがあること」だという人もいます。あるいは「前のめりに演奏されるのがスイングだよ」といったことも聞いたことがあります。

私が一番しっくり来ているのは「演奏スピードは早くなっていないのに音楽が加速している感じがする」ですかね。

そんな加速度を感じられる演奏を2つご紹介。

スイングしなけりゃ意味ないね

まずはジャズ界の2大巨匠、エラ・フィッツジェラルド(vocal)とデューク・エリントン(piano)の演奏。
あまりにもジャズジャズしいので、耳馴染みの無い方は、いったんは前テーマ(開始から1分まで)までもよいです。

もう1曲はAKIKO(vocal)の演奏です。2分弱の演奏かつ、こちらは耳馴染みが良いので、あっという間に聞けると思います。

さて、2つの演奏を聴き比べてどう感じたでしょうか?
ミュージシャンがスイング込めた思いを馳せながら、何度も聴き比べてみましょう。
もし「あ、結構いいかも」と思える様になったら、あなたも立派なJazz好きです。

おまけ

エラ・フィッツジェラルドの晩年映像を見つけたので共有です。
こういった映像にアクセスできるなんて、良い時代になりましたね。


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