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セルビッジデニムって何なの?普通のデニムとどう違うの?

KENZOです!

セルビッジデニムってご存知ですか?

「なにそれ?初めて聞いた」という人のために、この記事ではセルビッジデニムについて解説していきます。

セルビッジデニム

セルビッジデニムとは、旧式織機(シャトル織機)で織りあげられたデニム生地のことです。その特徴は生地の端に「耳」と呼ばれるほつれ止めが施されています。この「耳」に赤い糸が使われているものを通称「赤耳」と呼ばれています。

お値段は安くても1万円代からと高価なデニムですが、セルビッジデニムにしか出せない経年変化がありコアファンから人気を集めています。

織り機の違い

先ほど、セルビッジデニムでは旧式織機で織り上げられると説明しましたが、一般的なデニムは革新織機(エアージェット織機)を使います。デニム生地を織る機械がまったく別物ということです。

さて、旧式織機と革新織機はどう違うのでしょうか?

大きな違いは、織機の幅と織る速度です。その違いは約1/5。旧式織機で1本分のデニム生地を織るまでに革新織機では5本分のデニム生地を織ることができます。

さらに、革新織機はある程度機械が自動で設定しているのに対して、旧式織機は職人が機械の性格を読み、細かく設定を変えているのです。まさに職人技と言えるでしょう。

旧式織機の台数が少ないこと、デニム生地の製作に時間がかかる職人技が必要などのことから、セルビッジデニムで作られたジーンズは高価なものとなっています。

まとめ

・セルビッジデニムは旧式織機で織られたデニム生地
・セルビッジデニムにしか出せない経年変化がある
・製作にコストがかかるため高価となっている

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