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ジーンズの縫い方の名前
KENZOです。
この記事では、ジーンズの「縫い方の名前」について解説しています。
本縫い
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1本の針糸と、1本のボビン糸の2本の糸を布の中央で絡み合わせて縫い目を形成しています。縫い目の伸び代が少ないので、よく伸びる生地には不向きです。しかしその分ほつれにくく丈夫。
ベルトの上部分や、シングルステッチの裾部分に用いられます。
*家庭用ミシンも本縫い
二重環縫い(チェーンステッチ)
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1本の糸で縫い目を形成する単環縫いとは異なり、針糸にルーパー糸が二重に交錯して縫い目を形成しています。
本縫いよりほつれやすいですが、下糸の交換がないので本縫いの代用として用いられることもあります。
裾部分にチェーンステッチとして用いられることが有名です。
割り縫い(オーバーロック+本縫い+プレス)
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スラックスやスカートなどの両脇などに用いられます。生地の薄いスラックスなどでは強度不足から縫い糸が切れてしまうこともありますが、ジーンズの場合は縫い糸が太く頑丈なので強度があります。
アウトサイドシームなどで用いられます。
オーバーロック
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針糸とルーパー糸が互いに絡み合いながら布の縁を越えて縫い目を形成します。ミシンにメスがついているので、裁ち目端をカットしながら裁ち目がほつれないように裁ち端を縫えます。本縫いや二重環縫いと比べて糸量が多いので縫い目の伸縮性に富んでいます、
オーバーロックには1本オーバーロックと2本オーバーロックがあります。
インターロック
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2本針5本糸で縫い目を形成します。地縫い(二重環縫い)+裁ち目かがり(オーバーロック)の独立した2種類の縫い目が同時に縫われます。ジーンズのインサイドシームなど強度が必要な部分に用いられます。
*コバステッチ
コバ(=木端)とは端を意味します。コバステッチは縫い目のすぐ脇(生地の端)に装飾的効果と補強を行うことを目的とした飾り縫い。
コバステッチがあると、1工程増えるが強度が増加し、装飾性も増す。
巻き縫い
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ジーンズ縫製に特徴的な縫い方のひとつです。
2枚の布地の端を片方は表側、もう片方は裏側に少し折り返して、巻き込むように生地を合わせて縫い合わせます。
補強の目的と工程を減らすために二重環縫い2本針ミシンと「ラッパ」と呼ばれるアタッチメントにより1工程で縫い合わせてしまう方法です。
折り返して縫い合わせるため、端処理が不要になるうえ、強度も頑丈という特徴があります。
バックシームやヨークシームなど生地の厚い箇所に用いられます。
カン止め
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ベルトループやバックポケットなど、力のかかる部分の補強に用いられます。ジーンズでは48針程度の機械閂止めを使います。
ベルトの自動縫い付け
縫合された身ごろ部分に自動供給されるベルトパーツを自動的に縫い付ける作業です。
ステッチ
補強や装飾の意味があります。
バックポケットでは、リーバイスのアーキュイエイトステッチなど、付加価値を高めるための装飾としても重要です。
各ブランドでさまざまなステッチが用意されています。
裾縫い
ジーンズの裾縫いは、専用ミシンで裾を三つ折りにして縫製します。
裾縫いにはシングルステッチ(本縫い)とチェーンステッチ(二重環縫い)の2種類あります。
独特のアタリが出たり、ビンテージ特有の味を出すために、マニアにはチェーンステッチが好まれます。
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