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内臓のおはなし②「心」と「心臓」
臓器としての「心臓」は全身に血液を送るポンプの働きをしていますが
中医学でいう「心」はそれに加えて精神活動や思考もつかさどっています。
心臓移植を受けた人が前の持ち主の記憶を思い出す、なんて話もありますね。
属性は火(太陽)
太陽がなければ生物は生きていけないように、心臓の活動が止まってしまうと、人間は生きていけません。
心と関連が深いのは「喜」の感情。
適度な喜びは心を元気にしますが、
内臓のおはなし①「肝」と「肝臓」
中医学でいう「肝」のはたらきは
・全身にエネルギー(気、血、津液)を巡らせる
・血を貯蔵し、血量を調節する
臓器としての「肝臓」のはたらきは
・栄養素を合成し、全身に供給する
・栄養素を蓄える
・胆汁をつくる
・有害物質を解毒する
・赤血球を分解する
etc.
土から水分や栄養分を吸い上げて枝葉、空気中にまで巡らせる「木」の性質を持っています。
「怒り」の感情の影響を受けやすいところなので、