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内臓のおはなし②「心」と「心臓」

臓器としての「心臓」は全身に血液を送るポンプの働きをしていますが
中医学でいう「心」はそれに加えて精神活動や思考もつかさどっています。

心臓移植を受けた人が前の持ち主の記憶を思い出す、なんて話もありますね。

属性は火(太陽)

太陽がなければ生物は生きていけないように、心臓の活動が止まってしまうと、人間は生きていけません。

心と関連が深いのは「喜」の感情。

適度な喜びは心を元気にしますが、いきすぎると心を傷めてしまいます。

一見良い印象のある「喜び」の感情が害になるイメージは持ちにくいと思うのですが、
いつも元気なお客様が実は心臓が悪かったことが最近発覚し、すごく納得しました。

心臓が疲れると肩甲下筋(肩甲骨の内側の筋肉)が凝ります。
自分ではなかなか触るのが難しい筋肉ですが、個人的観察では肩甲下筋だけでなく、左僧帽筋、肩が凝ったときに無意識に手を当てる部分も凝っています。

左肩だけがやたら凝ってマッサージしてもなかなか治らないという人は心臓が疲れてるのかもしません。

心のケアには食べ物では赤いものや苦いもの。

寝る前に心臓に手を当ててゆっくり深呼吸。

瞑想もおすすめです。

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