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内臓のおはなし①「肝」と「肝臓」

中医学でいう「肝」のはたらきは
・全身にエネルギー(気、血、津液)を巡らせる
・血を貯蔵し、血量を調節する

臓器としての「肝臓」のはたらきは
・栄養素を合成し、全身に供給する
・栄養素を蓄える
・胆汁をつくる
・有害物質を解毒する
・赤血球を分解する
etc.

土から水分や栄養分を吸い上げて枝葉、空気中にまで巡らせる「木」の性質を持っています。

「怒り」の感情の影響を受けやすいところなので、怒りっぽい人は肝臓の病気に注意!

訳もなくイライラするという人は、肝に気が溜まっているかもしれません。

また、筋肉とも関連が深く、肝が疲れてる人は全体的に筋ばった筋肉をしています。

火の通ってない牛すじのようなかたさ…

指で押してもなかなかほぐれません(涙)

特に張りやすいのは右の菱形筋(肩甲骨と背骨を繋ぐ筋肉)や右の母指球(親指の付け根)

親指の付け根がボールのように肥大している人はお酒の好きな人が多いです。

「最近やたら右肩(肩甲骨まわり)が凝るなぁ〜」という人は、肝臓の疲れを疑ってみてください。

アルコールだけでなく添加物や薬も最小限に抑え、酸っぱいものや青(緑色)の食材を取り入れてみましょう。

ストレスを溜めないことも大切です。
余裕がないと感じたらゆっくり深呼吸しましょう。

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