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珍しく写真を撮った話

元旦はアル中もどきの祖父と脚が悪く失明寸前の祖母の家に身内が集まる。
コロナ禍にも関わらずガンガン外出している祖父母なので、感染してぽっくりいってしまうんじゃないか、なんて毎年思っているのだが、なんともしぶとい2人でありまして、今年も元気に新年を迎えられました。
もちろん外出は止めてはいるのだが、まあ絵に描いたような頑固さなので止まりはしないんですね。お年寄りというのは、そういうものなんですかね?

基本的には母姉妹と祖父が喋くってるだけなので、いつもダラダラ過ごすのだけど今年は珍しく、というか初めて祖父母の写真を撮ろうと思った。

中判のフィルムカメラを買ったばかりで使いたかったのもあったけど、いつまで一緒に過ごせるか分からないから、撮っておきたかったのもある。
ずっとゲラゲラ笑っていたのに写真撮るってなってかなり照れ気味の祖父。ひょっとこのような顔になってた。
現像が楽しみだ。明後日くらいに出そうかな。

当たり前の日常こそ大切な一瞬だから、少しずつ少しずつ残していきたい。
自分に出来ることは写真を撮るくらいしかないからね。

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