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自問自答_試着の旅 第9回「自分の顔を6/7好きになるには」

目の悪い皆さん、眼鏡をした自分の顔はお好きですか。

私は大嫌いでした。

眼鏡とは小学3年生からの付き合いですが、一度も眼鏡をかけた自分が外見的にイケていると思えたことはありませんでした。

むしろ自分のファッションの最大の弱点は眼鏡だとすら思ってました。

私はつい2年前までコンタクトをして外出することは殆ど無かったので、家の中も外も眼鏡姿で生活をしてきました。

つまりは、つい2年前まで自分の外見がイケていると思えたことが一度もなかったのです。

最近は近所に出かける時こそ眼鏡ですが、電車移動するようなシーンはほぼ全てコンタクト生活となり、眼鏡コンプレックスから半ば逃避するような形で解放されました。(と思ってました)

しかし、もとこさんのnoteを拝見してふと思ったのです。

眼鏡ってちゃんと探せば前向きに選べるのかもしれない。

それどころか、眼鏡をしている自分が好きだと言える日を諦めなくても良いのかもしれない。

制服化を進める上でコンタクトの自分を前提に事を進めてきましたが、私は現在99.5%テレワーク。

流石に在宅中のカメラオンの機会は眼鏡で対応しているため、いくら制服を着ていても100%コンタクトではいられないし、何なら選び抜いた制服+コンタクトで過ごす時間よりも、圧倒的に眼鏡の時間の方が長いのです。それも割合的には6/7くらい。

暫定制服を着ている自分のことは好きだけど、それ以前に眼鏡をかけた自分を好きになった方がQOLへの還元率は高くないか????

何より眼鏡とはアクセサリー。

つまりはあきやさんが言うところの「アイデンティティ」な訳だから、実生活の大半で自分自身を疎かにしていることになるのでは。
(私から私に向けての話です)

逆に言えば、眼鏡が最高アイテムになれば、一気に日々で最高だと実感できる瞬間が増えるということ。

もしかして、私が最初に自問自答を着手するべきアクセサリーは、ネックレスでもイヤリングでも指輪でもなく、眼鏡だったんじゃ………?????

遅いことを後悔しても、今が最速最短な訳で、気がついた今から自問自答を着手しよう。そうしよう。

こうして突然眼鏡への自問自答が始まったのでした。

大嫌いの理由を考える

まずは自分のどういう眼鏡姿を大嫌いだと感じているのか考えていきます。

現在に至るまでにかけてきた眼鏡たちと、当時着ていたファッションの傾向と併せて振り返ってみました。

①小学3年生〜

ネイビーのオーバルでした。
イメージこんな感じ。

THEメガネって感じですね。

ここから勉強が出来そう、真面目、という印象を周囲に与える人生が始まった気がします。

ファッションメガネ以外の眼鏡って、基本的に賢そうに見えますよね〜〜

多分昔からある学者先生のイメージなんだろうけど。

かけ始めの最初こそ新しいおもちゃを手に入れた気分で嬉しかったけど、すぐに「私は眼鏡だから敬遠されやすい、取っ付きにくいんだ……」と思うようになりすぐ眼鏡が嫌いになりました。

でもかけないと全然文字が見えないジレンマ。

今となっては分かる、私が取っ付きにくい本当の理由は、

単純に親しみやすい性格じゃない
   +
小学校中学年くらいから始まるハブり文化に振り回されて暗めの性格になったせい

だと思います。多分ね。

この頃はそんなことも分からないので、眼鏡のせいだと思ってました。

あとこういう眼鏡ってカジュアル子供服の系統のどれとも馴染みにくい気がします。
スーツみたいな大人っぽい格好でギリ?

でもそんな格好中々しないし、私みたいにこういう眼鏡デビューでコンプレックス持った仲間がいるんじゃないかと勝手に思ってます。

当時は何着てたか全然思い出せないけど、ピンクを嫌がり始めた時期だった気がする。

カジュアルな水色の服とかだったかなあ。
やっぱり眼鏡との調和は取れないから、子供ながらになんだか垢抜けないなあ………と感じてました。

②(多分)小学5年生〜

薄いパープルだけど①と似たようなオーバルフレームでした。

何で紫にしたのかはマジで覚えてないけど、多分ネイビーよりも親しみやすく見えた気がしたからだと思います。

これをかけ始めたくらいから 紫=エロい の図式を言い出した誰かがいて、ムッツリの称号を得そうになったので、この頃、紫がちょっと嫌いでした。

でも次の眼鏡までに2回転校して環境が変わったので、その風潮から逃れそれなりに色自体は気に入ってました。

相変わらずフレームの感じは真面目に見られるし、転校のたびに優等生キャラをつけられて嫌だったけど。

既に眼鏡の顔の自分が完全に嫌いで、写真撮られるのを嫌がり始めたのと時期が一致します。
この頃の写真が少なくて、眼鏡自体の画像がほぼ無い。

オタクになり始めた中1くらいから何故か、ギャルっぽい化粧濃い目の同世代モデルが着ていたチェックのシャツを着始めました。

そして私は垢抜けない眼鏡。
オタクルックが爆誕しました。

余談ですが、オタクがチェックを着始める現象って、チェック以外の全てが垢抜けている人が着ているのを見て、チェックだけ真似した結果なんじゃないかなあという持論があります。

③中学3年生〜

Max&Co.の紫でした。
ギリギリ同じフレームの画像を見つけました。

高校生になるにあたって、高校デビューというやつをしたくて、眼鏡を変わったこのフレームにした気がします。

ブランドとか一切知らなくて、いろんなブランドの眼鏡が並ぶタイプのお店で、たまたま気に入ったやつを買ってもらったはず。

高校入って担任の先生に、ブランドものの眼鏡をしていることに驚かれた記憶があります。

これもまた紫だし、横から見るとちょっと個性的なので、今思うと私のファッションの好みはこの頃には薄っすら確立し始めていたのかもしれません。

文字通りフレームもレンズも擦り切れるくらいかけました。
でもレンズの縁の存在感が強くて似合っていたかというと微妙な気がします。

この頃は週6で制服だったので、私服はほぼデニムと中学から持ち上がりのチェックシャツとか、プリントロンTだった気がします。

高校生の頃が最もファッションに興味無くて、たまたま3年間行動を共にした友人が、服飾系の進路に決めるくらいファッションが好きだったので、彼女の影響で服って人を魅了するんだなあって漠然と思うようになりました。

④(多分)大学1年生〜

確かメガネスーパーにあったとにかく軽量ものでした。

ヒントなさすぎて画像が探せなかったんですが、
レンズの縁はべっこうみたいな感じで、
つるの部分が、レンズ側がブラウン、耳にかける側がベージュのバイカラーでした。

④の鼻あてがフレーム一体型だったので、3年かけてみて私には合わないなと思ったのと、大学デビューに向けて新調したいなと思って変えた気がします。

また、縁がしっかりある眼鏡をかけてから思ったのが、眼鏡って重い。

おまけにこの時点で-7.00くらいだったのでレンズがとにかく重いといった感じで、軽量化フレームに心惹かれました。

あと、なんだかんだブラウンというど定番をかけたことがなかったので悪目立ちもしないだろうという魂胆。

社会人になってから落として破壊するまで使い続けました。

長く使った理由を考えると、何といっても無難だったからだと思います。

レンズの縁はべっこうで暗めのブラウンだけど、主張強すぎない程度だし、何よりイエベなのでブラウンもベージュも得意だった。

今となっては長く使うものにはちゃんと理由があるなあと思います。

そして、当時の私はとにかく無難な量産型の女子大生の格好がしたかった。

高校のファッション好きの友達に付き添ってもらって、大学入学直前に春服買いに行ったりしてましたが、量産型女子大生の格好がとにかく似合わない私。
着てみてもピンと来ず、そのまま着たりもせず……

earth、grove、GLOBAL WORK、coen、HONEYS、ばかりだと大学生には高いので、ベルーナあたりでベーシックアイテムを買い漁ってました。

フェミニン、カジュアルの間を行ったり来たり。
(私はフェミニンもカジュアルも似合わせに工夫が必要なので、ここを彷徨っても正解には辿りつかないのに)

しかしフェミニン、カジュアルにはこの眼鏡本当に似合うのか???

こんな感じで、眼鏡だけ固定でこの辺からファッション迷走期が始まります。

でもこの頃の私に言えるのは、コントラストをつければなんかいい感じな気がするという知見を得たのはGJ。

⑤大学4年生〜

ハーフリムの眼鏡。

つるの部分がところどころ変わってるところに、せめてもの反抗心を感じる
レンズ分厚いのに糸でつってんのすげえな

これは100%糖衣です。
全く私の好みではありません。

買ったのは新卒で入社した職場の職務規定で、眼鏡の縁に厳しい規定があったから買ったものでした。

縁なしか、ハーフリムの二択で、どっちも好みじゃなかったのでせめてものハーフリムで購入したのですが、その職場はすぐに辞めたので、好みじゃない眼鏡だけ残りました。

しかし、手持ちにある眼鏡の中で最もレンズの面積が少なく軽いため、結局購入後に1番かけている眼鏡はこちらになります。

ちなみに量ってみた

⑥社会人2年目〜

JINSのウェリントンのダークブラウン眼鏡。
こんな感じ

最近はウェリントンが流行ってるらしいという情報だけ事前に調べてました。
まだまだ外見の自己分析が出来てない私は、オシャレになれることを期待して、入店5分で決めて購入しました。

というのもこれを購入した理由は④を落として壊し、再起不能にしてしまったからです。

しかも壊した日は月曜日の夜。

眼鏡が無ければ仕事にならないので、火曜日の業後に閉店間際に滑り込んで購入したため、ちゃんと選べなかったのでした。

当時の写真を見返すと、縁の主張が強いので顔に馴染んでないなあと思います。

やっぱり試着は大事ですね………(戒め)

⑦社会人3年目〜

Zoffのレンズ大きめクラウンパント眼鏡。

フェミニンな雰囲気だけど少しシャープさもある
レンズ分厚い〜〜〜〜

大阪住みのネ友に会いに行った時に選んでもらったフレームがとっても気に入ったので、帰ってからzoffで購入しました。

しかしこれにはいくつか落とし穴が。

・そもそも選んでもらったフレームではない

1番最初に選んでもらったフレームはゴールドで、レンズ大きめの丸フレームでした。
当時の自分じゃ絶対選ばなかったし、彼女のセンスを信用していたので、試着しました。
鏡で見ても、写真を撮ってもらってもいい感じ。

しかし、そこがチェーンの眼鏡屋さんではなく、どう考えてもレンズを発注してもらう必要のある私には旅先で買う訳にはいきませんでした。

今思うとブランドと品番を控えて、片っ端からいろんな関東の眼鏡屋さんに問い合わせしまくれば良かったのですが、まだまだファッション音痴な私にはその発想がなく。

その後に覗いたzoffで同じ系統の金属っぽい、レンズ大きめの眼鏡も良かったので、それを帰ってから注文し手に入れました。

なので、気に入ったものの類似品を手に入れていたのです。

自問自答ファッション道としては、後悔するフラグ。
正にその通り、後々後悔することになりました。

・レンズがでかい

文字通りレンズが大きいのです。

何が不満かというと、笑うと頬肉がレンズにつくので、ファンデや皮脂でしょっちゅう下部が汚れます。

そして私は強度近視のため、どんなに薄くしても分厚く重くなってしまうのです。
そもそものレンズの面積が大きければその分重くなるのは道理。

量ってみたらもう一本の2倍近くもあった

試着の時点では伊達状態なので完全に頭から抜けていた盲点でした。

しかもレンズが大きいとレンズ越しの私の顔と、実物の私の顔の差が大きすぎて、すげえ度の眼鏡かけてんな感が凄いんです。

これがよりお洒落度を下げている気がして、眼鏡姿に納得できない大きな要因の一つだと思います。

・何もかも私のスペックに合っていない

金属部分がピンクゴールド、
つるの内側が白い大理石っぽい柄、
大きめレンズ

フェミニンな雰囲気にしたい子供顔に向いてそうな要素ですね🤔

その頃私が目指していたのは、クール過ぎないスカートは履くカッコ良い女性イメージだったので、そもそもに合っていないですね。

眼鏡・ファッション遍歴を考えると、大学生頃に目指していてなれなかった量産型女子大生像のイメージを垢抜けと勘違いして引っ張り続けている感じがします。

パーソナルカラーと骨格診断だけ受けた時期だったので、まだまだファッション迷走期でした。

まだこの眼鏡は手元にありますが、今のファッションコンセプト「ドラマティックで自由を愛する孤独の達人」像には似ても似つかないので、緊急用のスペアとしてそっと保管しています。

眼鏡が大嫌いな理由

ざっと振り返ってみました。
ここまでで出てきた理由は以下の通りです。

  • 真面目、とっつきにくいと思われる

  • 垢抜けて見えた経験がない

  • 重くてかけているのが辛い

  • 着たい服に合わない

………全部、自問自答ファッションに則って、店員さんに相談しながら試着しまくれば解決するのでは🤔

そして現状、手元にあるのは⑤と⑦の2本だけです。

どちらもファッションコンセプトに何もかすってすらいないどころか、「好き」「似合う」「なりたい」のどれでも無い代物です。

それを毎日かけてるの正気か???の気持ち。
折角集まり始めた制服の最高感を下げる要因でしかないし、何なら1週間の6/7のQOLを下げている。

行動力と物欲があり過ぎる系JJGとしては、探しに行かないわけには参りません。

試着の旅に出る

しかしこれまで自分で眼鏡を満足に選んだり探せたりしたことがなく、そもそも何が私の思うおしゃれな眼鏡なのかすら固まってない。

planの段階で珍しく止まってしまったツイ廃の私は、その悩みを赤裸々にツイートしました。

そんな私に救世主のJJGが天啓(リプライ)をくださったのでした。

まず、ド近眼のこと、強度近視って言うんだ!!!!!!!(無知)

レンズが小さいとレンズ越しの顔と実際の顔とのギャップが出にくいものがあるなんて、全然発想になかった!!!っていうかそんなに小さいレンズの眼鏡があるのね!?!??!

何で今まで私知らなかったの!!!!!!?!??
眼鏡歴18年なのに!!!!!!!!!

matoiさんの記事を見てもらうと分かるように、-10.0なのにこんなに度あり/なしが違わないなんて!!!!!!!!!!!

えーーーーーーーー探す方向性定まってないけどとりあえずmatoiさんの店舗に行ってみよう🏃

ということでろくにplanもなく、一先ず強度近視おすすめの眼鏡を体験しに試着に走り出すのでした。

matoi opticalさん

アドバイスを受けてお店のインスタにDMして来店予約してから伺いました。

魔法の呪文「強度近視向けの眼鏡を探しています」を唱えると、次々とレンズ小さめのいろんなフレームを出していただけました。

基本的に丸っぽい形が多いのですが、オーバルやまんまるの他に、角の取れた逆三角形や変わった形のものもあって、縁の太さも様々。想定よりも選択肢が多かったです!

そして今までにレンズが小さいものをかけたことがなかったのですが、髪型をショートにしたお陰かしっくり来ました。
アクセサリーというよりは顔の一部って感じ。ダサいとかオシャレとかいう概念じゃなく、メイクと顔自体の間みたいな(伝われ)

お洒落さにあまり影響しない眼鏡ってこの世にあるんだ………

えっ、てことは、私のコンプレックスってレンズの大きさだけで大部分解消されるものだったの????
なんじゃそりゃ〜〜〜〜〜〜😫

もちろんデザインの流行り廃りがあるのでオシャレさはそこも影響しますが………
可愛くなり過ぎないデザインもあるし、どんな顔タイプも強度近視なら小さめレンズを試着すべきと感じました。

でも、JJG前のコテ巻きロングだとカジュアルじゃないシーンだとやっぱり似合わせ難しいかも?
あの髪型に戻る予定は今のところないのでこの点の自問自答は保留にします。

試着しては候補に残留、見送りのジャッジを繰り返し、試着の旅で成長した私は「もう少し縁の主張が無い方が嬉しいです」「アンティークっぽいデザインはイメージ違うかもしれないです」などと感想を適宜伝え、最終的に3本に絞り込みました。
(めちゃくちゃ成長したなあと、JJG歴半年の中で1番感じました)

靴と同じくらいの眼鏡の方がイメージ違う時に断りやすいなあと個人的に思います。

顔のパーツ配置は個人差しかないし、もちろん装着シーンも人それぞれで、何より服や他のアクセサリーよりも気軽に何本も持つイメージじゃないから、どんなに良い品であっても見送りたいと伝えるのが苦じゃない。

この時生まれて初めてコンタクトで眼鏡試着に行ったのですが、めちゃくちゃスムーズですね……
眼鏡の掛け外しが半分になるから、試着スピードが早い。
(とはいえ試着時の写真は撮って比較するけど)

コンタクトを持ってる人は、コンタクトで試着に行くのがおすすめです。もちろん普段持ってる眼鏡は持参で。
(当日持って行くのを忘れた私より)

最終候補の3本の中で、1番はこれかなと暫定1、2位は決められたので、型番を控えてもらいましたが、1店舗目であるのと、思ったより心が震えなかったのでお店を後にしました。

でも今までの私が眼鏡=ダサくしかならん、という思い込みを解消してくださった最高のお店でした。

-7.50以上の強度近視で都内近郊在住の方は、是非試着旅のリストに入れていただくと良いと思います!!!!!

みず乃さん、記事とお店のご紹介いただき本当にありがとうございました🙇‍♀️🙇‍♀️🙇‍♀️

ちなみにその後10店舗くらい眼鏡探しをするのですが、魔法の呪文「強度近視向けの眼鏡を探しています」を唱えると、どのお店でも「こちらです〜」とレンズ小さめのフレームをすぐに案内されました。

ここで強くお伝えしたいのは、この2点です。

・-7.50以上の強度近視族は入店と同時に魔法の呪文を唱えよ

・眼鏡屋の常識を18年間知らなかったの一体何!?!?!?


この一言を言わなかったことで18年間、自分の眼鏡顔へのコンプレックスを抱き続けた私の人生いったい何なの!?!????????まーーじで!!!!

逆ギレしてもしょうがないのですが、19年目を迎えずに済んだので、次にまた眼鏡を探す際もすかさず唱えていこうと思います。

私のここまでの数千字の内容はどうでも良いんで、お仲間の強度近視さんは、今日はこの呪文だけ覚えて帰ってください!!!!

遅ればせながらplanを立てる

私の心の叫びはこの辺にして。
matoiさんで試着経験を積んだことで、探す上で眼鏡の要件が見えてきました。

  1. 装着シーンはすっぴん、ヘアセットなし
    →バッチリメイク・ヘアセットする日はコンタクトをするので、家の中・ワンマイルウェアの装いに合わせたい
    ⇒顔馴染みが良いもの、奇抜過ぎない色を探す

  2. 強度近視向けのデザインフレームにする
    →そもそもレンズの分厚さに耐えられないといけない、レンズ内/外の顔の見え方に差を作りたくない
    ⇒店頭で魔法の呪文を唱えて案内されたものから選ぶ

  3. 軽量
    →長時間装着することが多いため、重い眼鏡はこりごり
    ⇒レンズ入れても18g以下になりそうなものにする

1.については、リラックスシーンの他にも、家の中で仕事しているのでお客様と打ち合わせしたりする都合、ある程度目立ち過ぎない視点も必要ということで、奇抜さも制限を設けることにしました。

余程変わったものにしなければ大丈夫だと思いますが、要件の一つということで………。

2.と3.については書いての通りですね。
重さは日頃かけている眼鏡が18gのため、同じくらいか、更に軽くなったら良いなという気持ちがあります。

decora TOKYOさん

様々試着して回りましたが、要件に合わないものが多く、細かくメモを取っていないため、購入を決めたこちらの眼鏡セレクトショップでの話だけ書こうと思います。

めちゃくちゃお洒落なショップで、入るのに緊張したのですが、この時は頼もしいJJGとのオフ会中だったので、えいやと足を踏み入れました。

(女の一生リングに出会った際に初来店したので、この時もJJGの前向きマンゴーさんに試着付き添ってもらいました。めちゃくちゃ感謝です🙏)


こちらのお店で、LINDBERGさんに出会います。

まず、私は18年も眼鏡をかけておきながら、ファッションブランドが出しているものを除いて、JINS、zoffなどここ数年で台頭しているメガネショップ以外、碌に知らないレベルでした。

10店舗も試着して回ると、JINS、zoff系はそもそもレンズ小さめがほとんどないということ、セレクトショップでは似たようなブランドが入ってるなあということくらいは分かるようになりました。

しかし、有名メガネブランドも調べずに行き当たりばったりで、出先で見かけた眼鏡屋さんを片っ端から見てまわっていたので、その中にないブランドはマジで何にも知らなかったんです。

要するにLINDBERGさんのことも、この眼鏡セレクトショップに出会うまで全く知りませんでした。(有名なブランドさんなんですね………)

帰宅後に調べましたが、コンセプトも素敵でした。
洗練、ミニマリストに目がない私にクリーンヒット。

LINDBERGアイウエアは非の打ちどころのないデザインとクオリティを何よりも重視する洗練されたミニマリストのためのものです。

ラインナップの中でも、細くてワイヤーみたいなフレームの眼鏡がとっても軽くて、軽量眼鏡好きの私は心惹かれました。

ネイビーまでは行かないくすんだ深めのブルーのフレームに、レンズの周りはべっこうみたいなブラウンの縁の組み合わせになっていて、あんまり見ないデザインだなと、なんだかんだ個性的なものにときめく私。

かけてみるとスッと顔に収まるサイズ感でいながら、眼鏡姿なのに野暮ったさを感じない………良い…☺️

※ずばりな組み合わせの商品ページが見つけられなかったので参考までにシリーズのページを貼っておきます。

店員さん曰く、こちらのシリーズはレンズの大きさが3段階あり、フレーム自体の色と、レンズ周りの縁の色が数十色から選べるとのこと。

なんですって!?😳

人気の組み合わせをいくつかお店の在庫にある範囲で見せていただき、レンズの縁がブラウンのべっこうだと目を区切る感が強かったのですが、薄いベージュや薄いパープルもラインナップにあり、顔馴染みが良いものもありました。

要件全部クリアしてるやないかい(突然の関西弁)

えっえっ、もう買う????ここまでビビッときたの今までに無かったんだけど!!!!!!

更に店員さん曰く、サンプルを大量に持ち込んだ受注会が2週間後に開催されるとのこと。

ラッキー!!!!即決せずに済む✌️

また来ます☺️」と宣言してその日は退店しました。

そして宣言通り受注会に参加しました。
初来店の際に接客してくださった店長さんの他に、LINDBERGの社員さんもいらっしゃいました。

贅沢にもお二人にフレーム部分似たような色味について素材含めての比較や経年劣化について説明やアドバイスを受けることができました。
本当にラッキーだったと思います。

今までに全然関心を持ってこなかった分野の話だったので新鮮だったし、こだわりを感じてとても興味深かったです。

微妙なレンズの形の違いも再度試着して最終確認し、フレームとレンズの縁、それぞれの色の組み合わせを決定して購入しましたのがこちら。

ミニマルで最高〜〜〜〜〜✨
レンズは分厚いけど正面からは気にならないサイズ感

レンズの周りの縁が薄いパープルで、すっぴんでかけると若干血色感を出してくれるし品もある。

あと、ちゃんと軽量化成功しました〜〜〜!!!!
やったああああああああああああああ🥳

15g切った!!!!!!

眼鏡をかけた自分を鏡で見ても、「お、いいじゃん✨」と思えるのは、やっぱりミニマルで好みに合っているし、これまでの不満を解消できたからに他ならないと思います。

勢いによる散財💸で貯金は減ったけど、指輪や鞄よりもずっとQOLへの影響度が高いので、費用対効果は抜群だなあと感じています。

また、制服にしている黄と緑の柄シャツとは抜群に合っていて、要件プラスアルファもあるので大変満足な買い物でした。

ワンマイルウェアとして柄シャツはすっぴんで着たりもするので、本当にこれ以上は無い!!!!!!

制服化を進めるにあたって眼鏡を度外視していたのですが、今のところこの半年で見つめ直して良かったアイテムNo.1です。

きっかけをくださったJJGの皆さん本当にありがとうございました!!!!

卑屈にならずに着飾らない日常を過ごせるのがこんなに気分が上がるものだったなんて。

また人生楽しくなっちゃったな〜〜〜😚
(でも貯金はちゃんとやろうね私)