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その筋トレマイルール捨ててください

色んなマイルールを作って、日々の筋トレに励まれていると思うのですが、よくあるマイルールの中でも今日紹介する3つは特に破ってしまった方がいいと思います。
間違った思い込みは、全くプラスになりません。
という事でもう今日から捨ててしまった方がいい筋トレマイルール3つ確認していきましょう。

「常にフルレンジでトレーニング」

フォームは重要です。優れたテクニックはパフォーマンスの向上とイコールです。ウエイトリフティング、パワーリフティング、ストロングマン、クロスフィットでは、ルール通りにリフトしなければ回数はカウントされません。
ハーフスクワットやちゃんとロックアウトしないベンチプレス、タッチアンドゴーのデッドリフト、浅いスクワットなどについて否定的な見解を持っているトレーニーは山ほどいます。
筋肥大の鍵は筋肉にかかるテンションです。
筋肉にテンションをかけるためにパーシャルレンジのトレーニングは非常に効果的です。
可動域だけに拘るのは止めましょう。
筋肉にテンションがかかっている時間を長くする事で筋肉は成長します。
全てのセットでフルレンジのトレーニングをやめろと言ってるわけではありません。フルレンジでのトレーニングはより多くの筋肉を動員しストレッチポジションではmTor経路が活性化し筋肉の成長が加速します。
パーシャルレンジでの8~20レップの範囲でのトレーニングと、フルレンジのコンパウンド種目とを組みわせて行えばより効果的なトレーニングになります。
なんでもフルレンジだけではもったいないと言えますね。

「アイソレーション種目で時間を無駄にするな」

対象筋を意識することができない場合、アイソレーション種目を行う事でマインドマッスルコネクションを改善することができます。またコンパウンド種目での筋肉の動員も改善されます。
リフターはよくアイソレーション種目を馬鹿にします。
しかし、マインドマッスルコネクションの筋肥大にとっての重要性はとても大きいのです。
マインドマッスルコネクションを改善する最良の方法がアイソレーション種目を行う事だとすべてのトレーニーが認識しなければなりません。
筋肉を感じる事を学ぶと、筋肉を刺激し成長を促進する事ができるようになります。アイソレートする事で個々の筋肉が機能していると感じる事ができます。
アイソレーション種目よりも、ベーシックな高重量のコンパウンド種目、スクワット、ベンチプレス、デッドリフト、オーバーヘッドプレス、パワークリーンなどを行った方がデカくなれると思うかもしれません。でも真実はどんなトレーニングであっても筋肉量を増やすことはできるという事です。アイソレーション種目は動員される筋肉は少ないですが、ちゃんとやればちゃんと対象筋に効果があるのです。
しかしながら、アイソレーション種目の最大のメリットは、マインドマッスルコネクションを高める事によりベーシックな高重量のコンパウンド種目を行ったときに対象筋にしっかり効かせられるようになることです。
どちらも重要だという事ですね。

「強くなるためには低レップ」

3レップ以上のトレーニングは有酸素運動だなどとバカにするのはやめましょう。
様々なレップレンジを使って筋肉を成長させる事が大切です。
私は低レップが大好きです。
私が楽しむためだけにトレーニングをするのであれば1セットで3レップ程度の高重量を選んでしまいます。
そいう時のトレーニングの殆どが4レップ以下です。そういうトレーニングは単純に楽しいんですよね。
ストレングスアスリートは低レップに拘る傾向があります。でもボディビルダーはあらゆるレップレンジでトレーニングを行って筋肉を成長させます。
ストレングスアスリートは、重いウエイトを扱う事に拘りすぎて、潜在的な成長のチャンスを失っています。より重い重量を挙げるためには、神経系が重要なことは紛れもない事実ですが、実際にウエイトを持ち上げているのは神経ではなく筋肉です。
筋肉が大きくなるほど強くなるのは当然と言えば当然の事ですよね。
ボディービルダーはあるゆるレップレンジで筋肉を成長させることができる事を長い間の経験により理解して実践しています。一貫したトレーニングの元、各レップレンジで徐々に強くなっていけばレップ数が3レップであろうが20レップであろうが、筋肉は成長するという事です。

まとめ

皆んさんはお話した3つのルールをかたくなに守ってる人いませんか?
勿論、それはそれで絶対に悪いとは言いませんが、拘りを一度捨ててみる事で新しい成長のチャンスが得られるかもしれないという事です。
ただ、この逆の事も言えるんですよね。
もし今成長が実感できていなくてパーシャルレンジでばかりトレーニングしているのであればフルレンジのトレーニングをやってみる。
アイソレーション種目ばかりやっているのであればアイソレーション種目をできるだけ少なくしてコンパウンド種目をやってみる。
ハイレップトレーニングばかりしているのであれば低重量高回数よりも高重量低回数でやってみるという感じです。

どんなトレーニングであったとしても、人間の身体は同じ刺激をずっと続けていると慣れてしまい、それ以上成長しなくなってしまいます。
今まで高重量ばかりでトレーニングしていたのが急に軽い重量でハイレップのトレーニングをすれば、体はびっくりして、その刺激に対応するために成長していくわけです。

そう考えると、脳をだますために一旦は何かに拘り没頭して、いきなり方向転換してしまうという、気まぐれなトレーニングを一貫して行う事が筋肉を成長させてくれるという事にもなりますよね。
どんなに長く付き合っている恋人や夫婦でも、たまにサプライズを行ったり、いつもと違う事をしてみる事が大切だという事でしょう。
ただ、性格にもよりもすが、私はなかなかいつもと違う事をするのが苦手で一回メニューを組むと、ずっと同じ事をやってしまいがちなんですよね。
サプライズが必要です。

という事で今日は
その筋トレマイルール捨ててください
というお話をさせていただきました。

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