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悪性リンパ腫の闘病生活の記し⑤

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私の闘病記の第五弾です。
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2023年5月の記事一覧

がん治療と体力の関係

私の抗がん剤投与の歴史は、大きく分けて3度目に入っている。 足掛け3年以上の治療となっているが、その中でも医療の考え方は少しずつ変わっていって現在は「できる限りのリハビリを推奨」されている状態にある。 この「できる限り」というのが難しいところで、具合が悪い中でもやるべきなのかという是非はまだはっきりしていないものの、「可能な限り体を動かしてほしい」というような指示が出ている。 初めて抗がん剤投与した時と少し違うような印象を受けているが、体力の維持は治療とある程度の相関関

~移植についてこれまでのまとめ~

移植が本格的に始まる。 これからどうなるかは分からない。 Noteが書けないかもしれない。 詳細は都度記録に残してきたが、ごくごく簡単なまとめと今後の予定について記載したのでよろしければ。 ▼ 同種移植に入る前の治療について延べ80日に及ぶ同種移植前の抗がん剤治療について、簡単にまとめていく。 結果として再々発の状況を鑑みて、ある程度強い治療がとられたようである。治療名はESHAC療法。5日間が一つのクールとなり、4クール。休薬期間も含め120日前後の治療となった。

同種移植、もう少し進む。

私の同種移植に関する情報が少し進んだので、またこのNoteに少しまとめようと思う。 実際、まだまだ未確定な部分もあるので一例としてご覧頂ければと思う。 ▼ 移植の設備同種移植に関しては、可能な病院というのはやはり全国的には多くない。ある程度の施設や設備が必要になってくるので、地元での病院ですべてが完結するという形では思わない方がいい。 ある程度転院等を通じて治療が行われるので、どのタイミングでどの治療が行われるのかといったスケジュールの把握は必要と言える。 当然、転院

抗がん剤投与中の食事について

食事の大切さは抗がん剤治療中にもよく問われます。 「食べた方が良いのか?」「無理しない方が良いのか?」と様々な意見が出てきますが、私の結論は『どれでもいい』です。 ここでも『正解』を求めるのが一番自分自身を苦しめるので、人の言うことよりも自然体を求めた方が結果的に良いと思っています。 ただ、これは「食事をしない」を推奨しているわけではありません。 栄養の補給は重要ですが、その手段は食事以外にもないわけではないので無理をしなくてもいいというのが現段階での着地点です。