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「食とインバウンド」(19年7月〜現在)

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19年7月から「NNA ASIA経済ニュース・日本版」で連載している月次コラム『食とインバウンド』を転載します。 この連載の前に16年2月から19年5月まで同誌のシンガポール・A…
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記事一覧

第47回:ムスリム女性の活躍

2023年5月31日掲載 先日、私はオンラインで開催されたWIEF(1 World Islamic Economic Fo…

第46回:「まさかの時代」の生き残り策

2023年4月26日掲載 インバウンド(訪日観光客)が急回復しています。その中で、食の多様性(…

第45回:ラマダンは楽しい

2023年3月29日掲載 今月22日からラマダンが始まりました。ラマダンとはイスラム暦第9月のこと…

第44回:ムスリム客対応の本質

2023年2月22日掲載 「ムスリム(イスラム教徒)対応は難しい」「ハラール(イスラム教の戒律…

第43回:値上げラッシュは代替食品普及の契機

2023年1月25日掲載 昨年から市場関係者を悩ませているのがコスト高です。その主因となってい…

第42回:人口減少の中でのインバウンド対応

2022年12月28日掲載 約2年半ぶりに本格再開となったインバウンド。訪日客もちらほら見かける…

第41回:日本のハラール市場は再始動するか

2022年11月30日掲載 前前回、訪日を予定しているムスリム(イスラム教徒)旅行者のアンケート結果を解説しました。すると、「ハラール(イスラム教の戒律で許されたもの)ブームは再燃するのか」というご質問をいくつかいただきました。コロナ禍前のハラールの盛り上がりについて私はブームとは捉えていませんでしたが、市場の期待は大きいのかもしれません。そこで今回は日本のハラール市場の今について考察します。 ■ハラールはブームだったか 日本でハラールという言葉が見聞きされ始めたのは約

第40回:ムスリム旅行者の動向

2022年10月26日掲載 訪日団体旅行が解禁されて約3カ月、個人旅行解禁から約3週間が経過しま…

第39回:健康意識が高まるシンガポール

2022年9月28日掲載 先日私はシンガポールを訪問しました。三年ぶりに開催された食品展示会『F…

第38回:代替食品の最新事情

2022年8月31日掲載 代替食品が広がりを見せています。日本では代替肉、特に大豆ミートが普及…

第37回:インフレで変わる日本の食卓

2022年7月27日掲載 インフレ率8.8%。先日OECD(経済開発協力機構)は今年の経済見通しを発表…

第36回:日本のハラールトラベル2.0

2022年6月29日掲載 先日、今年の「GMTI(グローバル・ムスリムトラベル・インデックス ※1…

第35回:ウェルネス観光

2022年5月25日掲載 日本への渡航規制の緩和が発表された今月、私のもとに­複数の友人から問…

第34回: 学校給食でもプラントベース

2022年4月27日掲載 先日アジア最大級の食品展示会であるFoodex Japan 2022(第47回国際食品・飲料総合展示会)が開催されました。出展者数は1,485社。昨年より規模を拡大した中でひときわ注目されたのがプラントベース(植物性)食品です。出展企業22社が集結した「代替食品・新素材」コーナーは多数の来場者で賑わっていました。そこで今月は日本のプラントベース食品の今について考察します。 ■「すでに試した」消費者が増加中 プラントベースは今年のFoodexのハ